ぱにぽにだっしゅ!21話〜24話(DVD6巻収録)

発売日:2006年4月26日


第二拾一話 鬼に衣 第二拾二話 槿花一日の栄 第二拾三話 弱り目に祟り目 第二拾四話 死して屍拾う者なし

第二拾一話 鬼に衣(おににころも)
今日もロボ子(芹沢)とメカドジラ(来栖)が模型部のジオラマで戦いを繰り広げていた。
そこへ鈴音、乙女、ベホイミ、メディアが現れ、鈴音がチョップで芹沢を気絶させて
そのまま芹沢を連れて行ってしまった。
芹沢が目を覚ますとそこにはなぜかベッキーの姿をしたC組の面々がいた。
どうやらPTAの役員がベッキーが教師をしている事を疑問に思い、
ベッキーの授業を見学に来ることになったが、肝心のベッキーが行方不明。
そこで芹沢をベッキーの身代わりをさせるつもりのようだ。
最初は当然のごとく断る芹沢だったが、玲の口車にのってしまい、
ベッキーの身代わりを引き受けることになった。
そして実地訓練の末、ついにPTAの役員が桃月学園に到着。
ついに本番の時がきた・・・・!

授業中、いきなり回答を間違えてしまう芹沢。その場はなんとかごまかすが、
なぜか周りにはジジイをはじめ、南条、犬神、ベホイミ、メディアとD組の面々が芹沢の授業を見に来ていた。
驚いて動揺してしまう芹沢にPTAの役員が質問を投げかける。
「あなたはなんで教師になったのですか?」
答えられず口ごもってしまう芹沢。C組の面々がカンペでアドバイスするが全く役に立たない。
そうしている内にあきれてPTAが次々と暴言を吐き始める。
だが、その暴言の数々に遂に芹沢がキレた!

「ごちゃごちゃやかましいぞ外野!こっちはでっかいリスクしょってやってんだぞ!
どれだけの覚悟決めてここに立ってると思ってるんだ!
そんな苦労も知らないでわきからぐちゃぐちゃつまらないなんぐせつけて!
面白半分なのはどっちだ!!お前らそれでも大人か!?ボケナスども―――!!!」


・・・・言い終えて「しまった・・・!」と思う芹沢。
だが今の言葉でC組の面々から喝采の声が響き渡った。一気に盛り上がるC組。
もはや、打つ手を失ったPTAの役員達は引き上げるしかなかった。
全てが終わり一件落着かと思われたが、6号の様子がなにかおかしい。
なんとベッキーが6号に変装していたのだ!
授業をサボっていた事で非難を浴びるベッキーだが、全く反省の色がない。
そして、ベッキーの態度に芹沢がキレてしまい、新たな戦いが始まってしまった・・・・


第二拾一話 鬼に衣 第二拾二話 槿花一日の栄 第二拾三話 弱り目に祟り目 第二拾四話 死して屍拾う者なし

第二拾二話 槿花一日の栄(きんかいちじつのえい)
桃月学園に人気深夜番組「突撃!!となりのホームルーム」の取材がやってきた。
さっそくD組に突入するが、芹沢の死神の着ぐるみを見たレポーターが
あまりの恐ろしさに泣き出してしまい、そのまま帰ってしまった・・・・
改めて明日取材が来る事になり、テレビに出られると大盛り上がりのC組の面々。
しかし、なぜかベッキーはテレビに出るのを嫌がり、教室から出て行ってしまった。
そうしている間に、取材班が桃月学園に到着。
A組では五十嵐先生が着飾って自分をアピールしていた。
しかし、柏木姉妹と来栖に普段の姿をバラされてしまい、ヤケになった五十嵐先生が大暴れして
A組の取材はメチャクチャになってしまった・・・・

一方、C組の面々はベッキーが引きこもっている宮本研究室の前にいた。
ベッキーの機嫌をとろうと一条さんとくるみが研究室に乗り込む。
が、全く効果がなかった。

D組では、昨日の失敗を繰り返さないようにとジジイが張り切っていた。
新感覚癒し系魔法少女をテレビで紹介してもらおうと
ベホイミを魔法少女に変身させようとするメディアと嫌がるベホイミ。
自慢の動物をワシントン条約のせいで見せられないと落ち込んでいる南条と それを聞いてあきれる犬神。
そんな彼らの前についに取材班が到着。
いきなりマイクを突きつけられたジジイの第一声は「ちんちんかもかも!」
・・・その瞬間、周りが完全に凍りついてしまった・・・・

その頃、宮本研究室では6号がメソウサを人質?に捕り、テレビに出るように言っていたが結局失敗。
姫子、都も挑むがやはり失敗に終わった。
そこへメディアが現れ、ベッキーがテレビに出たがらない理由を語り始めた・・・・

MIT時代のベッキーは周りから変わった目で見られており、
そのせいでベッキーはより学問に集中するようになっていた。
テレビに出るとその時の目で見られると思い、テレビに出るのを嫌がっていたのだ。
理由を知ったC組の面々はテレビ出演を諦めて、ベッキーに誤りに行く事を決めた。
そんな光景をベッキーは影からこっそり見ていた・・・・

B組は体育の授業中。テレビの取材が来るから準備をした方がいいと言う綿貫に対して
早乙女先生は「テレビだからって特別な事をする必要はない。いつもどうりの授業を見てもらえばいいんだ」
と、歯を光らせながら語った。そしてB組に取材班が到着すると、
そこにはこの世のものとは思えない異様な光景が・・・・!!
C組の面々が教室に戻ってくると、そこにはテレビに出る気満々のベッキーがいた。
そして取材班がC組に到着。さっそく取材が始まろうとした所に、教室の上から異界の者達が落ちてきた。
そしてまたレポーターは泣きながら帰ってしまうのだった・・・・


第二拾一話 鬼に衣 第二拾二話 槿花一日の栄 第二拾三話 弱り目に祟り目 第二拾四話 死して屍拾う者なし

第二拾三話 弱り目に祟り目(よわりめにたたりめ)
相変わらずアホな事をしている姫子。寒さに凍えるくるみ。
誤って毒キノコを食べてしまうネコ神様。人形劇で遊ぶ鈴音達。
今日も桃月学園は平和な日常が流れていく。
だが、地球に史上最大の危機が迫っていた事をこの時はまだ誰も知らなかった・・・・

くるみが深爪する(地味な)予兆から始まり、諜報部存続の危機が迫っており、
さらに(太りすぎで)スカートのファズナーが壊れてしまう綿貫。
南条の髪の毛で外に叩き落される犬神。
数々の不幸が舞い降り、ボロボロになってしまうベッキー。
そして、玲、都、一条さん、(一応)姫子にも不幸な出来事が舞い降りる。
最後には外で吹雪が吹き荒れ、まるでこの世の終わりを示しているかのようである。

吹き荒れる吹雪を不安な表情で見ていたベッキー達。
姫子はこの異常気象は地球に迫っている巨大彗星のせいだと言い出すが、当然誰も信じない。
そこへ校長と(通訳の)オオサンショウウオが現れ、
本当に地球に巨大彗星が迫ってきており、このまま彗星が地球に激突すると
地球が消滅してしまう事を告げた。
もう地球は終わりか・・・(一部を除いて)誰もがそう思っていた。
が、その時、ベッキー達はいきなり戦隊モノのコスチュームに包まれた!
そして(通訳の)オオサンショウウオが叫んだ!



地球を救うんだケロ!ゆけ!桃月学園1年C組!!


25話に続く。


第二拾一話 鬼に衣 第二拾二話 槿花一日の栄 第二拾三話 弱り目に祟り目 第二拾四話 死して屍拾う者なし

第二拾四話 死して屍拾う者なし(ししてしかばねひろうものなし)

1886年 坂本はうはう、はうはう同盟をす結ぶ

1916年 芥川はうはう、小説「鼻(はにゃ)」発表

789年 はうはう革命

1789年 自由はうはう運動「坂垣死すとも、はうはうは死せず」

・・・・人類は常に「はうはう」と共に歩んできたと言えるだろう。

時は江戸、桃月三年、春。この年に最年少の勘定奉行が誕生した。
名は「宮本べきえもん」
わずか10歳で学業全般を修めた天才お奉行である。
その彼女が「はうはう税」という新たな税金を発布した。
そして、その税金に江戸の民衆は苦しめられていた。
一回泣くごとに10円を納めなければいけないのだ。
さっそく村娘(宮田)が転んで泣いてしまい、そこへ役人(ヤンキー&ズーラ)が
すざまじい権幕で「はうはう税」を取り立ててしまった。
その様子を魚屋のアホ毛の姫子は深刻な表情で見ていた・・・・

一方の宮本べきえもんは御付きの女人(柏木姉妹)と三味線屋一条とアホな会話をしていた・・・・

そしてその悪行を聞きつけ、全国の正義の味方が江戸に集まってきていた。
校門様ご一行(犬神、ベホイミ、メディア、ジジイ)は
蒼の6号、草葉のくるみ、火力の玲が働いている中華屋で食事をしていた。
ところがご隠居(犬神)がうっかり食べた麻婆豆腐の辛さで泣いてしまい、
また役人が「はうはう税を」取立てにきた。
ベホイミとメディアが戦い、いざ印籠を―――――と思ったら印籠がない。
ジジイが誤って印籠を質屋に納めてしまっていたのだ。
もはや打つ手がなくなってしまった校門様一行は、そのままお縄になってしまった。

一方、旅の刺客(乙女)とその子供(鈴音)は
貧乏な暮らしをしている父親とその娘(南条)の暮らしを見ていた。
あまりの不憫な暮らしに乙女が泣いてしまい、当然のごとく役人が現れる。
抵抗する乙女だが、あっさりと捕まってしまった。(なぜか南条も)
そして、その様子を念仏の都が影から見ていた・・・・

「はうはう税」の被害は日に日に増していき、
もはや税金を取るためなら手段は選ばなくなっていた。
そして、卑劣な税金を発布した宮本べきえもんを始末するために
「アホ毛の姫子」「蒼の6号」「三味線屋一条」「念仏の都」「火力の玲」
彼ら「ぱにぽ人」がついに立ち上がった!

夜、自分の命が狙われてるとも知らず、
のんきに漫画を読み、ゲ―ムをしているべきえもん。
トイレに行こうとしたべきえもんに6号と姫子が攻撃を仕掛けた!・・・が
メソウサを身代わりにして逃走。
一条さん、都の襲撃もメソウサを身代わりにして逃げるべきえもん。
このまま番屋に逃げ込もうとしたべきえもんだが、その上に玲が現れた!
「南無阿弥陀仏!」
玲がその言葉を口にした瞬間、べきえもんの命が尽きる時が来たのだった・・・・


第二拾一話 鬼に衣 第二拾二話 槿花一日の栄 第二拾三話 弱り目に祟り目 第二拾四話 死して屍拾う者なし
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