テイルズオブデスティニー ディレクターズカット レビュー

プレイステーション2(PS2) テイルズオブデスティニー ディレクターズカットレビュー・感想のページです。
テイルズ オブ デスティニー ディレクターズカット(通常版)
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公式サイト(音量注意。)
発売日:2008年1月31日
対象年齢:A(全年齢対象)
評価:☆☆(星2.5個)
レビュー掲載日:2014年6月30日

【攻略サイトリンク】
Game Log
Tales of Destiny for PS2 @WIKI

PS2版テイルズオブデスティニーに追加要素を加えた作品。
無印版のセーブデータを引き継げるので無印版プレイ済みの人も安心。
一番の追加要素は本編をリオンの視点で進めていくリオンサイドが追加された事。(従来のストーリーはスタンサイドとして収録。)
他にも新しい術技の追加(主にリオン)、キャラクターの能力、レンズの持てる数の上限が増加、
クリア特典に術技の引き継ぎ、フードストラップ・フードサックの容量引き継ぎが追加などの変更点があります。

肝心のリオンサイドですが、リオンはスタン達と別行動をとる事が殆どないので、はっきり言ってスタンサイドと変わっている場面は少ない。
完全に違うのは序盤と終盤のみで、あとは途中で少しの間、リオン視点になる事がたまにある程度。
当然ですが、シナリオの長さはスタンサイドより短いです。
内容自体は悪くありませんが、これでプレイヤーを満足させられるかどうかと言われたら、まず無理でしょう。

音楽は新曲もありますが、殆ど同じなので省略。

セーブ時間はやや遅い。
ロード時間も無印版とほぼ同じですが、戦闘開始前と終了時、ブラストキャリバー発動時に一瞬止まることが多くなりました。
おそらく容量が増えたからだとは思いますが、フリーズしたかと思えるので印象は良くない。

難易度はリオンサイドは打たれ弱さに定評のあるリオン一人で戦う場面があるので、難易度を高くしていると厳しくなります。
幸い、リオンにHP回復の術技が追加されているので、それをうまく使って乗り切りましょう。
それを抜きにしても一部のボスが明らかに強化されているので、無印版より難易度は上がっています。

ダンジョンの攻略はホーリィボトルの効果がエンカウント率ゼロに変更されたので大幅に楽になりました。
サブイベントが発生する場所が吹き出しで分かるようになったのもありがたい。

なお、リオンサイドでもクリア後に隠しダンジョンに挑めるようになりますが、
ウッドロウがイクティノスを装備していないので、足手まといになってしまうという罠が存在するので注意。
まさか、こんな形で空気王が再臨してしまうとは・・・

今からPS2版テイルズオブデスティニーを買うならこちらでも良いですが、既に無印版を持っている人が買っても満足するかどうかは微妙です。
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