ファイナルファンタジー4 ジ・アフターイヤーズ -月の帰還- レビュー

Wii ファイナルファンタジー4 ジ・アフターイヤーズ -月の帰還-レビュー・感想のページです。
公式サイト
配信日:2009年7月21日(本編)
対象年齢:A(全年齢対象)
評価:☆☆☆(星3.5個)
レビュー掲載日:2009年10月4日

【攻略サイトリンク】
FF4TA月の帰還攻略データベース
ファイナルファンタジー用語辞典 Wiki バンド技一覧

携帯電話で配信された同名タイトルのWiiウェア版で、ファイナルファンタジー4の続編。
前作の主人公セシルとヒロインのローザの息子セオドアを中心に物語が進む。
前作をプレイしてないと分からない事が多いので、前作はプレイしておいた方が良いです。
音楽はFF4の曲のアレンジが多い。
各シナリオクリア後は高難易度のチャレンジダンジョンに挑む事が可能。
難点はエンカウント率が無駄に高い事があったり、不意打ちやバックアタックがやたら多い事。
あと、バンド技を自力で見つけるのが難しい。
他のWiiウェアと比べると値段高いですが、面白いのでプレイしても損はないです。
各シナリオのレビューは以下参照。

本編
配信日:2009年7月21日
携帯版の「序章」「セオドア編」「カイン編」を一つにまとめた物。
ストーリーは騎士の称号を得るために「赤き翼」に志願したセオドアはアダマン島に向かい、
その後、バロンへ帰る途中で魔物の大群に遭遇してしまう。
一人だけ生き残ったセオドアは謎の男と出会い、共にバロンへ帰るために旅立つ。
難易度は高め。全体的に敵が強い。
セオドア編のチャレンジダンジョンがカットされてしまったのが残念。

リディア編 閉ざされた幻獣たち
配信日:2009年7月28日
リディアとルカ、そしてカルコとブリーナが中心のストーリー。
幻界に訪れたリディアだったが、突然謎の少女が現れ、
全ての幻獣を石像にしてしまい、さらにドワーフの城の闇のクリスタルを奪ってしまう。
4人は封印の洞窟の闇のクリスタルを奪われる前に手に入れようとするが・・・
難易度は、白魔法が使えるキャラがいないのが辛いですが、
封印の洞窟をクリアすれば後はそれほど苦労しません。

ヤン編 ファブールの師父
配信日:2009年8月4日
ヤンとアーシュラが中心のストーリー。
勝手にホブス山へ修行に行ってしまったアーシュラを連れ戻すために、
ヤンはホブス山に向かう。無事に帰ってきたのも束の間、赤き翼がファブール城に攻め込んでくる。そこにいたのは・・・
難易度は回復アイテムを大量に買い込んでおけば大丈夫。逆にないと厳しい。

パロム編 魔道士、森と水の都へ
配信日:2009年8月18日
パロムとレオノーラが中心のストーリー。
ミシディアの長老の命によりトロイアに向かうパロム。
そこで神官見習いのレオノーラに修道の塔で黒魔法を教えることになる。
無事に魔法のレクチャーも終わり、トロイアに帰ってきた2人だったが、
そこへまたしても謎の少女が現れる・・・
難易度は最初は簡単ですが、磁力の洞窟ではスロウやサイレスなどの補助魔法を使わないと大打撃を食らう可能性が高いです。
幸い、魔術師2人のパーティのためか回復の壷が頻繁に出てくるので、MP切れになる事は殆どありません。

エッジ編 バブイルの鼓動
配信日:2009年8月25日
エッジとエブラーナ四人衆のゲッコウ、ザンゲツ、イザヨイ、ツキノワが中心のストーリー。
ストーリーは四人衆の単独行動の後に、エッジがバブイルの塔へ潜入する流れになっています。
難易度はゲッコウの単独行動が厳しい。回復がアイテムでしか行えないので、余計な戦闘はできないのにエンカウント率がやたら高い。
さらに最後の選択肢で死亡する可能性ありとかなりハード。
後の3人は回復ポイントやチョコボの森があるので、その近くでレベル上げをすれば簡単にクリア可能。
なお、四人衆の単独行動中は戦闘不能になってもゲームオーバーにはなりませんが、
死亡扱いとなってしまい、以後のシナリオに一切登場しなくなってしまうので要注意。
死亡しても戦力が減るだけなので何か目的があるとき以外は死亡させる必要はありません。
あとはバブイルの塔の一部の戦闘が厳しいですがまあ、なんとかなるでしょう。

ポロム編 月へ消えた魔導船
配信日:2009年9月1日
ポロムが中心のストーリー・・・と言いたい所ですが、
実際はパロムなど他のキャラクターの方が目立っているような気がする。
ストーリーは幼少期にパロムと共に修行→数年後、パロムとリディアと共に幻獣の洞窟へ→現在、試練の山へカインを迎えに行くという流れ。
難易度はそれほど高くない。ただ、最終メンバーがいまいちあてにならないのでチャレンジダンジョンが厳しい。

ギルバート編 星落つるダムシアン
配信日:2009年9月8日
ギルバートとハルが中心のストーリー。
ある日、城の窓から流れ星の落下を目撃したギルバート。
流れ星の調査を開始するが、バロン王国から来た使者が調査の禁止を命じる。
セシルの真意を確かめるため、ギルバート達はバロンへ向かう。
難易度はそれほど高くはないですが、味方がとにかく弱いのでザコ1匹倒すだけでも骨が折れる。
さらにギルバート1人でダンジョンを往復して戻ってこないといけない。
幸い、ボスが1匹もいないのが救いか。もっとも、この貧弱メンバーで戦えと言われても無理ですが。
なお、色々な場所ににしっぽが隠されていますが、これを自力で見つけるのはまず無理です。

月の民編 追憶の青き星
配信日:2009年9月15日
ゴルベーザとフースーヤのWメテオコンビが中心のストーリー。
眠りについていたゴルベーザだったが悪夢にうなされ目を覚ます。
何かの気配を感じ取ったゴルベーザが月の民の館へ行くと、そこには血のように赤く染まったクリスタルがあった・・・
ゴルベーザとフースーヤのレベルが高いせいか、他のフリーシナリオより敵が強い。
回復アイテムを大量に買っておいた方が良いです。

真月編「星喰」
配信日:2009年9月29日
携帯版の「集結編」「終章前編」「終章後編」を一つにまとめた物。
真月から無数の流れ星が落下し、地上を侵食して行く。もはや一刻の猶予もない。
リディアとエッジ達はファルコンでかつての仲間達を探す。
一方、セオドア達はセシルと謎の少女と対峙していた・・・
ラストダンジョンで前作のボスや歴代FFのボスが登場するのが特徴。
さすがに最後なので敵が強いです。ラスボスも強くヒヤヒヤもの。
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