イリスのアトリエ グランファンタズム レビュー

プレイステーション2(PS2) イリスのアトリエ グランファンタズムレビュー・感想のページです。
イリスのアトリエ グランファンタズム
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公式サイト(音量注意。)
発売日:2006年6月29日
対象年齢:A(全年齢対象)
評価:☆☆
レビュー掲載日:2016年11月19日

【攻略サイトリンク】
イリスのアトリエ グランファンタズム攻略Wiki
銀の意思

イリスのアトリエシリーズの3作目にして最終作。
前2作との繋がりはないので本作から始めても大丈夫です。

ストーリーは湖上都市ゼー・メルーズで人々の依頼をこなす「ミストルース」で生計を立てている青年エッジと錬金術士の少女イリス。
ある日、イリスが昔から持っている本がいかなる願いも叶える伝説の魔道書「エルスクーラリオ」である事が判明。
二人は願いを叶えるために必要な8つの宝玉を集める事にするが、
それによって世界に関わる大きな秘密を知る事になってしまうとは、この時の二人はまだ知らなかった・・・

基本的にクエストをこなしながらミストルースのランクを上げていくと、
「ミッション」という名のメインシナリオが強制的に始まり、それをクリアするとその章はクリアした事になり、
またクエストをこなしていく・・・の繰り返しで本作は進んでいきます。
なので、プレイ時間の殆どはクエスト攻略に費やす事になります。
肝心のメインシナリオの内容はほぼエルスクーラリオと宝玉関連のみなので、非常に薄いです。
一応、あるクエストをクリアしたかどうかでエンディングは変わりますが。

あと、ライバルキャラクター達(と言えるか怪しいですが)の扱いが全体的に良くなく、
ある人物は特殊な力を使って死亡したのに、別の人物はその特殊な力を使っても普通に生存していたり、
その死亡するキャラクターは当初はチンピラ程度の人物だったのに、
その後登場した時は唐突にエッジのライバル的キャラクターになっていたりと、いくらなんでも適当すぎます。

音楽は安定のアトリエシリーズと言った所でしょうか。

セーブ、ロード時間は早い方。
ロード時間はイベント前後に少し時間がかかる事がありますが、そこまで気になる程ではありません。
なお、終章でラストダンジョンに突入してしまうともう出られなくなるので、
ラストダンジョンでセーブする時は別の場所にセーブする様にしましょう。

難易度は簡単な方・・・というか、戦闘はどれだけ早くヒット数の多い攻撃手段でバーストゲージを最大まで溜め、
バーストチェーンモードを発動できるかどうかにかかっています。
バーストチェーンモードになるとこちらのスキルの攻撃力が大幅に上がるので、敵が弱く感じます。
後半のボスは全体攻撃を多用してくるので、リフュールブレスを装備して全体回復を使用可能にしておかないと回復が間に合いませんが、
それさえあれば後はやはりバーストチェーンモードを早く発動できるかどうかになるので、
本作はバーストチェーンモードゲーと言っても良いです。

エンカウントはシンボルエンカウント制。場所にもよりますが回避は楽な方です。
ただし、物陰からいきなり敵シンボルが出てくる所が結構あるので注意。

難点はミッションが始まってしまうとクエストが一切受けられなくなってしまう事。
ミッションが重要なのはわかりますが、クエストクリアの報酬で準備を整える事ができなくなるのは辛い。
あと、ジャンプをした時に影が表示されないので、足場にジャンプして届いていると思いきや届いていない事が地味に多い。
そして、落ちた先に敵シンボルが・・・という嫌なパターンになる事も。

メインシナリオはただでさえ薄い上に一部のイベントは描写が少なく、
クエスト重視のゲームなのでプレイ中は地味な作業ばかりをやらされている感が強いです。

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