マブラヴ オルタネイティヴ レビュー

プレイステーション3(PS3) マブラヴ オルタネイティヴレビュー・感想のページです。
マブラヴ・オルタネイティヴ(通常版)
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公式サイト
発売日:2012年10月25日
対象年齢:D(全年齢対象・17才以上対象)
コンテンツアイコン:セクシャル、暴力
評価:☆☆☆☆
レビュー掲載日:2016年7月24日

【攻略サイトリンク】
マブラヴ オルタネイティヴ 攻略Wiki

前作「マブラヴ」で条件を満たすと出現する「UNLIMITED編」の続きを描いたアドベンチャーゲーム。
前作の話も度々出てくるので前作をプレイした方が良いのは間違いないですが、
本作とのプレイ時間(約44時間)とあわせると相当なものになってしまうので、無理にプレイしなくても大丈夫・・・だと思います。
なお、管理人は前作未プレイです。

ストーリーは平和な日本で暮らしていた白銀武(しろがねたける)は2001年10月22日に突如、
地球外起源種「BETA(ベータ)」との戦争で滅亡の危機を迎えていた平行世界の地球に飛ばされてしまう。
世界を守り、元の世界へ帰るために仲間達と必死に戦い続けた武だったが、
BETAに対抗する事を諦めた人類は地球放棄計画「オルタネイティヴ5」を選択。
一部の人類だけが地球を脱出し、地球に残った武や他の人間達は
終わりの見えないBETAとの戦いに明け暮れる日々を送る事になってしまった・・・
それから三年後、武は自分の家の部屋で目を覚ます。今までの出来事は全て夢だったのかと思うが、
日にちは2001年10月22日・・・なぜか武はこの世界に最初に来た時の時間に戻っていた。
そして武は再び仲間達と共に戦う道を選ぶ。今度こそ世界と仲間達を救うために。
前回の世界での三年分の軍隊経験と断片的に覚えている記憶で今度こそうまくいくはずと思っていた武だったが、
後にそれだけの経験と記憶だけではどうにもならないという現実を嫌と言うほど味わう事になる。
そして、本当の「覚悟」を知った時、武の本当の戦いが始まる。

内容は最初の方は明るいですが、最初の実戦あたりから徐々にシリアスになっていきます。
そしてある人物の死亡イベントから地獄の様な展開が続く事になります。
この人物の死亡イベントは修正が入っているとはいえ、非常にグロテスクなシーンとなっており、
さらに主人公の記憶のフラッシュバックで何度も出てくるので、グロ耐性のない人には辛い。
そもそも敵であるBETAが非常にグロテスクな外見をしているので、その時点で駄目だと思ったのなら、
本作をプレイするのはやめておいた方が良いです。
地獄の連鎖イベントが終われば明るいシーンが多少復活しますが、
死傷者が出るのは避けられない世界なので、シリアスな展開は終始続きます。
エンディングは一種類のみですが、千鶴、慧、壬姫、美琴の四人の内、誰か一人を重視する選択肢を選ぶと
その一人が所々で出番が多くなったり、エンディング直前でその一人のイベントが発生します。

音楽は良い。JAMプロジェクトとGRANRODEOの歌う主題歌も熱い。
前作の主題歌である「マブラヴ」も本作で使用されており、
本作クリア後に聴くとこの曲の意味をより深く知る事ができます。

セーブ時間、ロード時間は早い。

難易度は選択肢自体が少ないので難しくありません。
少なくとも私は一度もバッドエンドを見る事はありませんでした。

壮絶で残酷な戦いを描いた作品。
プレイする時にはJAMプロジェクトの主題歌「未来への咆哮」の歌詞にもある「千の覚悟」を身にまとう必要があります。
その覚悟があるのなら、世界と大切な人達を守るために戦った者達の「あいとゆうきのおとぎばなし」を見届けてください。

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