テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー レビュー

プレイステーション・ポータブル(PSP) テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジーレビュー・感想のページです。
テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー
アマゾンで購入。
楽天市場でテイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジーを検索。
公式サイト
発売日:2006年12月21日
対象年齢:A(全年齢対象)
評価:☆☆
レビュー掲載日:2012年2月11日

【攻略サイトリンク】
TOW レディアントマイソロジー 攻略wiki
テイルズ WISH

レディアントマイソロジーシリーズの1作目。
主人公をプレイヤーが作成でき、テイルズオブシリーズの様々なキャラクターと一緒に冒険ができるのが特徴の、いわゆるお祭りゲーム。

ストーリーは「蝕むモノ」によって異世界「テレジア」は滅亡の危機に瀕していた。
テレシアの世界樹は最後の希望として世界の守護者「ディセンダー」である主人公を生み出す。
主人公はヤウンという別世界のディセンダーであるモルモと共に蝕むモノを倒すために旅にでる。

基本的にクエストをこなしながら名声を上げていき、名声が一定以上になればメインストーリー関連のクエストが発生して先に進めるようになり、
クリア後はまた名声を上げるためにクエストをこなしていく・・・と言う流れの繰り返し。
クエストは目的の敵を一定数倒したり、指定アイテムを採取するなどの内容ばかりなので、序盤で飽きてきます。
メインのストーリーは中々良いですが、盛り上がるのは後半から。
それまではどうでもいいクエストばかりなので非常に退屈。

音楽は全体的に音源がいまいちで微妙。
歴代シリーズの戦闘曲もありますが、同じ理由で微妙な出来になっています。

セーブ時間は早い。
ロード時間も通常は早いですが、セーブデータのロード、イベント、ダンジョン突入時などでやや読み込む。

難易度は全体的に敵が強めで厳しい。
なぜか術技の消費TPが多いので、術技を連発しているとあっという間にTPが空になる。
また、通常攻撃中にレーンがずれて攻撃を空振りする事が多い。
敵も狙っているかのようなタイミングでこちらから離れる事があり、さらに空振り率が高くなる事も。
そもそも戦闘の演出が地味な上に敵から得られる経験値やお金が少なめで戦闘自体が面白くありません。
エンカウント方式はシンボルエンカウント。道が狭いので避けるのが難しい場面が多い。
あと、普段は無駄に多くいる敵が討伐依頼になると出現率が大幅に下がるのはどう考えても嫌がらせ。

難点はクエストをクリアする度にパーティが解散してしまう事。
キャラクター達は3つの町に分かれているので、その町までいかないと仲間にできません。
しかも本作はどんなに好感度を上げても仲間は必ずパーティに加わってくれる訳ではないので余計にストレスが溜まる仕様になっています。
テイルズオブシリーズのキャラクターは勝手にレベルが上がったりしないので、頻繁に誘わないと最終的に戦力外になってしまう。
止めとばかりに仲間に加える時にはロードが入る。ここまで来ると嫌がらせに近い。
また、一部のシリーズのキャラクターの扱いが酷い。
特にチェスターは原作では妹思いの兄でしたが、本作ではただの変態シスコンになってしまっています。
そしてヒロインのカノンノが戦闘に参加できない事。
リバースのヒロインのクレアもそうでしたが、クレアは戦闘能力がないので仕方ない。
しかし、カノンノは戦闘能力が十分あるので、戦闘に参加させたかった。

全体的に地味で無駄にストレスが溜まる要素が多すぎていまいち楽しめない作品。
【テレビゲームレビュー一覧】
ニンテンドースイッチゲームレビュー / Wii U・Wiiゲームレビュー
プレイステーション4・プレイステーション3ゲームレビュー / プレイステーション2ゲームレビュー
プレイステーションゲームレビュー / スーパーファミコンゲームレビュー / 携帯ゲームレビュー
その他機種ゲームレビュー / 挫折したゲーム