マリオカート8 レビュー

Wii U マリオカート8レビュー・感想のページです。
マリオカート8
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公式サイト
発売日:2014年5月29日
対象年齢:A(全年齢対象)
評価:☆☆☆☆
レビュー掲載日:2014年6月17日
(レビュー更新日;2014年12月6日)

【攻略サイトリンク】
マリオカート8 攻略ランド
マリオカート8 究極攻略最前線

マリオカートシリーズの8作目。
本作最大の要素はコースに反重力エリアが存在し、コースの天井や壁も走る事が可能になっています。
当然、オンライン対戦にも対応しており、新機能マリオカートTVにレースのハイライトが保存され、YouTubeにアップロードする事も可能。

コース数は近年の作品と同じ、新作コースが16と過去シリーズのコースをリメイクしたクラシックコースが16の合計32コース。
さらに今後配信される有料コンテンツでコースが増える予定。
マシンはお馴染みのカートとマリオカートWiiで登場したバイク、さらに本作初登場のATVバギーの3種類。
マシンは「フレーム」「タイヤ」「グライダー」の3種類を自分好みにカスタマイズが可能です。
あと、VSレースとふうせんバトルが一人プレイでもプレイ可能なのはかなり大きい。

音楽はかなり良い。
特にサンシャインくうこう、ドルフィンみさき、レインボーロード(両方とも)の曲が良いですね。

セーブはオートセーブ。時間は記録中の表示が出ませんのでわかりません。
ロード時間はレース開始前にやや読み込みます。これはちょっと気になるかもしれません。
(この時にデータを記録しているのかもしれません。)

難易度は50CCなら妨害アイテムも殆こないので簡単。
しかし、グランプリで評価を得るには多くのドライバーズポイントが必要になるので難しい。特に星3つを得るには運も絡みます。
今回はコースアウトした時に復帰する速度が今までより大幅に早くなりました。
ただし、コインはきっちり取られるので、後のレースに響いてきます。
本作は当初、コースのマップはゲームパッドの画面のみの表示になり、テレビ画面にはマップは表示されなくなりましたが、
2014年8月27日のアップデートにより、テレビ画面にもマップが表示できるようになりました。(今まで通り非表示にする事も可能。)

どうやら今作では1位との距離の差によって出現するアイテムが決まるようなので、最下位でも甲羅1個、キノコ1個しか出ないという事態も起こります。
さらに下位のプレイヤーがほぼ全員トリプルダッシュキノコを持っていると言う事態も多発しやすい。その為、完全に手詰まりになってしまう事も・・・
一応、2014年8月27日のアップデートで甲羅系の出現率が増えたような気がしますが、
相変わらず下位が皆トリプルダッシュキノコを持っていた・・・と言う事態も起こるのであまり劇的には変わっていない様子。
その後、2014年11月13日のアップデートで再び調整が入り、だいぶ出現アイテムがバラけるようになった気がします。
相変わらずの時もあるので最終的にはリアルラックが良いか悪いかによって変わりますが、その点はマリオカートなのでどうしようもないでしょう。

本作ではアイテムを入手すると必ず手に持つ(トリプル系は入手後すぐにカートの周りを回転し始める)ようになり、
さらに、所持しているアイテムを使い切らないと新しいアイテムは入手できなくなりました。
(トリプル系も3つ全て使い切らないと新しいアイテムは入手できません。)
なので、ミラクル8を所持している時以外は二種類以上のアイテムを同時に所持する事は不可能になりました。
この仕様のため、敵から妨害アイテムを受ける事は減ったような気はします・・・が、やはり150CCになると結構妨害されます。
さらにこちらの走行ルートがわかっているのではと思えるほど、バナナの皮を絶妙な位置に置いたり、緑甲羅を正確に当ててくる事が多い。

とは言え、マリオカート ダブルダッシュ!!のように妨害アイテムが頻繁に飛んでくる事は大分減りました。(運にもよりますが。)
なので、150CCやミラーコースを隠し要素出現の条件である評価1以上でクリアする事も十分可能です。
しかし、上位から下位に落とされると連続で妨害されるのは今回も健在。これはどうしようもないか・・・

当初はオンライン対戦でのレートは上がりやすく下がりにくい仕様でしたが、
2014年8月27日のアップデートで上がりにくく下がりやすい仕様に変更され、非常に厳しくなりました。
勝利BGMが流れていてもレートが下がる事もあり、酷いときには3位でもレートが下がると言う結果になる事も。
その後、2014年11月13日のアップデートによって再び上がりやすくなりました。
とは言え、ボロ負けたときにはそれなりに下がるので、それなりに上がりやすくなり、やや下がりにくくなったと言った感じです。
このくらいがちょうど良いバランスでしょうか。

もう一つのモードであるふうせんバトルについてですが、本作ではプレイヤーがだいぶ減ってしまったようです。
国内だと人が全然いない事も多く、世界戦でないとまともにバトルができる人数が集まりません。
専用コースがないからと言う声もありますが、個人的にはバトル向けのコースばかりなのでそこまで問題ではないと思います。
(マリオサーキットはマップが見辛いので難易度が高く、やりにくいですが。)
問題なのは風船が3個割られたら即終了という事でしょうか。
一応、ゴーストになって他のプレイヤーの妨害が出来ますが、それでも自分に点が入る訳ではないのでやる気になれない人もいるでしょうし。
過去のシリーズでは風船を全て割られてもポイントが減るだけで復活できた時もあったらしいので、そっちの方が良かったのかもしれません。
・・・でも、やり始めると面白いので、ぜひプレイして欲しいです。

色々問題もありますが、何だかんだで今回も面白いです。ネット対戦も熱くなれますし。
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