桃太郎コレクション2 レビュー

ゲームボーイ（GB）桃太郎コレクション2レビュー・感想のページです。

アマゾンで購入。

発売日：1996年12月6日
レビュー掲載日：2010年4月14日

桃太郎伝説外伝と桃太郎伝劇2が収録されたソフト。
2つのゲームのレビューは以下参照。

桃太郎伝説外伝
発売日：1991年12月26日
評価：☆☆（星2.5個）

タイトル通り、桃太郎伝説の外伝作品。
貧乏神、夜叉姫、浦島が主人公のストーリーが収録されています。
以下、各ストーリーの内容を紹介。

貧乏神伝説
ある日、桃太郎が貧乏神になぜ盗みを働くのかたずねると、
貧乏神は自分が盗みを働けば皆が自分にかまってくれるからだと答える。
そんな時、どんべい村のどんべいが訪ねてきて、
ぜに王が畑仕事の道具を高く売りつけて困っているから桃太郎にこらしめてほしいと依頼する。
それを聞いた貧乏神は正義に目覚め、ぜに王の悪い心を盗むために旅立つ。
攻撃で敵のお金を盗む事で敵をこらしめる事ができるのが特徴。
また、クリア後、キャラクターを変えて2周目を始める事が可能。
難易度は3つのシナリオの中では一番簡単。ただ、シナリオが短いので敵が強くなるペースが速いです。
ぜに王の町の住人の強欲ぶりはある意味必見。

夜叉姫伝説
桃太郎が地獄王をこらしめてから1年が過ぎ、改心した鬼達は平穏な日々を送っていた。
だが、ある日突然マンダラ王が治めるマンダラ地獄の鬼達が攻めてくる。
マンダラ地獄の鬼たちの猛攻でえんま大王も倒れ、もはやこれまでかと思われたその時、夜叉姫が立ち上がる。
マンダラ地獄の鬼たちに桃太郎から教わった愛と勇気を教えるため、夜叉姫はマンダラ王の下へ向かう。
好きな仲間を選んで進める事ができるのが特徴。
難易度は普通程度。次の階に到着した時点では敵が強く感じますが、装備を整えれば十分進めます。
地下1階は厳しいですが。

浦島伝説
朝、浦島が漁に出ようとすると天の仙人がやってきて、
最近、悪さばかりしているタヌキ大王をこらしめて欲しいと浦島に依頼する。
浦島は仙人が一緒に連れてきたタヌキ大王の息子かむろと共にタヌキ大王をこらしめる旅に出る。
序盤はかむろが戦闘中に邪魔をしてきますが、
ゲームが進むにつれて、邪魔する回数が減ったり浦島を回復してくれるようになるなど、
かむろの心境の変化が見られるのが特徴。
最終的には浦島、金太郎、かむろの3人パーティで行動する事になる。
難易度は浦島が弱い、かむろが邪魔をしてくるのが理由で序盤はかなり厳しい。
中盤は多少楽になりますが、終盤の謎解き山で再び難易度上昇。
道具で使用すると特殊な効果があるあさひのモリとひかりのモリがないとクリアは厳しい。

全てのシナリオ共通でエンカウント率が高いのが困りもの。
特に浦島伝説は終盤強い敵が多いのでキツイ。
まあ、かくれみのがあるので良いんですが、道具の持てる数も多くないので辛い。
あと、全員を眠らせる術が使える敵に限って素早さが高いのが困る。
味方は一度眠らされると3ターンは起きないので、なにもできずに全滅と言う事もありえる。
厳しい所も結構ありますが、ストーリーは全て良い。

桃太郎電劇2
発売日：1994年12月16日
評価：☆☆

桃太郎のアクションゲーム。ストーリーは特にないと思われる。
難易度はこどもモードとノーマルモードがあり、こどもモードだと途中で終わってしまう。
ノーマルモードでもそれほど難しくはない。
ダメージを受けても急いで服を回収すればやられずにすみます。
難点はゲームスピードが遅い事。あと、ステージ数はゲームボーイのゲームにしては多いですが、
同じようなステージも多いのがちょっと。
ボリュームは十分あるので、あとはステージの内容が良ければもっと面白くなったんですが・・・
最後に、ハードモードのパスワードは以下の通り。
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