サムライスピリッツ零SPECIAL レビュー

プレイステーション4（PS4）サムライスピリッツ零SPECIALレビュー・感想のページです。

配信日：2016年9月14日
対象年齢：C（15才以上対象）
コンテンツアイコン：暴力
評価：☆☆（星2.5個）
レビュー掲載日：2015年9月20日

サムライスピリッツ零のバージョンアップ版。
サムライスピリッツシリーズの中ではトップクラスのバランスの良さに定評があるらしいです。
サムスピ零の使用可能キャラクターに加えてサムスピ零のボス「兇國日輪守我旺」、
さらに過去作のボス三人「天草四郎時貞」、「羅将神ミヅキ」、「壬無月斬紅郎」が使用可能になりました。
一方でPS2版サムスピ零で使用できた萬三九六と黒河内夢路は使用できません。
オンライン対戦も可能です。

サムライスピリッツシリーズで一番、残虐表現が多く、真っ二つや倒した相手の返り血を浴びるのは序の口で、
本作で追加された相手を一撃で倒す「絶命奥義」の残虐描写はキャラクターにもよりますが凄まじい。
しかも、相手がナコルル・リムルルでも容赦なく表現されます。（一部の絶命奥義は断末魔まで変わると言うおまけ付き）
これのせいで発売当時に問題が発生し、本作は長年の間、他のハードに移植されませんでした。
本作では残虐描写のレベルが低い・普通・高いの三種類から選択できるので、残虐描写が苦手な人でもプレイ可能です。
低いは全ての残虐描写がカット（絶命奥義も一閃に似た演出に変更される）、普通は絶命奥義以外の残虐描写カット、高いは全ての残虐描写が表現されます。
血の色も赤か白のどちらかを選択可能です。

お祭りゲームのためストーリーはありません。ボス四人が少し喋る程度。

音楽は良い。真剣勝負の雰囲気は無印サムスピ零より出ています。

セーブ、ロード時間は早い。

難易度は難易度1でも高い。低レベルでも異様な反応の動きで襲ってくるので、理不尽にやられる事も。
また後半のボス四人の内、天草・斬紅郎・我旺の三人は一閃か絶命奥義で倒さないと強制バッドエンドになってしまうのも厳しすぎる。
コンティニューは可能なので一閃か絶命奥義を外したらわざと負けるしかありません。
幸い、最初の天草戦に勝てば操作キャラクターのギャラリーが解禁されるのが救い。

難点はPS2版サムスピ零同様、プラクティス（トレーニング）モードが相変わらず英語な事。
どうして日本語にしてくれないのですか・・・

他の格闘ゲームでは中々味わえない読み合いの死合いが楽しめるので、一度経験してみるのも良いでしょう。

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