サムライスピリッツ零セリフ集 水邪(すいじゃ)

声優:野瀬育二

(オープニング)
風間一族の忍
確かにこのあたりから、
邪なる波動を感じたが……
気のせいであったか……?

拙者の勘違いであれば、
それでよいのだが……。

(水の中に影が現れ、風間一族の忍の足元へ。)

風間一族の忍
――!?

(影から水柱が発生し、風間一族の忍を吹き飛ばす。)

風間一族の忍
うああぁぁぁ!

(水邪が風間一族の忍の体を乗っ取る。)

水邪
ふむ……。
脆弱な体だが……
ここは我が妥協しよう。

所詮は匹夫の器。
我に馴染むいわれもない

さぁ、耳があるなら
心して聴くがよいぞ、
愚劣なる民衆よ。

永き眠りより、
偉大なる指導者が
目覚められたのだぞ?

我は神……!
我を崇めよ……!

この波動……
奴の目覚めも
近いようだな……。

闇キ皇、貴様の魂……
新たなる時代の幕開けを
告げるには、いい贄だな


(一戦目勝利後)
水邪
奴の目覚めも近いか……
ククク、うれしいぞ。


(二戦目勝利後)
水邪
待っておれ。
貴様の魂、
この我が貰い受ける。


(三戦目勝利後)
水邪
愚かな人間どもには
すぐれた指導者が
必要なのだよ。


(四戦目勝利後)
水邪
よって……この我が
貴様らの神となってやるぞ。


(五戦目 三九六戦前)

(次の対戦相手だったはずのキャラクターが吹っ飛んでくる。)

夢路
少しは楽しめると思いましたが
……失望させてくれますね。

おや……
なにやら、珍妙な御仁が
いらっしゃいましたね……。

迷い込んだというのなら
お引き取り願いましょう

深追いはいたしません。

己の意思にて、
あえて日輪の地を
目指すというのであれば

我旺様に仕えるに値するか、
試させていただきましょう。

水邪
ふむ……
なかなか面白いことを言う。

よい。
退屈しのぎに遊んでやろう。

三九六
ちょっと待てぇ!
次は俺様の番だぜ!

が〜っはっはっはっは!

鬼と恐れられた、この俺様に
勝てるかなぁ? んん〜?

夢路
いいでしょう。
お任せします。

次に会うときは
我旺様に与える同士であると
期待しておりますよ。

(夢路が立ち去る。)

水邪
お前もなかなか
面白いことを言うな。

よい。
褒美に殺してやろう。

三九六
馬鹿にすんじゃねぇ!

ぶっ殺してやる!


(五戦目 三九六戦勝利後)
水邪
フッ、神の手で召されるのだ。
これ以上の歓喜はあるまい。


(六戦目勝利後)
水邪
あぁ、聞こえる……
我を称える福音が!


(七戦目勝利後)
水邪
あと少しで、私は
完全な存在になるのだ……。


(八戦目勝利後)
水邪
さぁ、歓喜の声をあげよ!
新たなる神の誕生を祝福せよ。


(九戦目 夢路戦前)
夢路
おや、意外な方が……。
素性の知れぬ輩ではありますが……

剛の者であることには
ちがいありませんね。

お尋ねしますが、我旺様に仕える
心積もりはありませんか?

水邪
人が家畜に仕えるなど
有り得ることか?

その逆は黙り。
愚鈍な貴様らが我に平伏するのだ。

今ならば重用することを
約束してやるぞ?

夢路
残念です。まぁ……
期待はしておりませんでしたが。

されど、味方でなければ……
敵と言わざるを得ません。

返り血で服が濡れるのは
好ましくありませんが……

黒河内夢路、参る!


(九戦目 夢路戦勝利後)
水邪
これが貴様の運命だ。


(十戦目 我旺戦前)
我旺
夢路を倒せしますらおはうぬか。
よい覇気をしておるわ!

水邪
くくく……
感じるぞ!

我らが探し求めた秘術の力を……!

我旺
國賊に与える下衆め!
ならば聞けい!

我が志は、國賊徳川を打ち滅ぼし、
真のますらおによる國を築くこと。

ならば!

うぬの如きますらおは
得難き宝であるとは言え

我が覇道の仇と成るならば
斬って捨てるもやむを得まい。

ゆくぞ、ますらおよ!

死して時代の礎となれぃ!


(我旺戦 一回勝利した後)
我旺
ふははははっ!

震えが止まらぬわ!

うぬの如きますらおと
相対する喜び、
久しく忘れておったわ!

だが、我が覇道、
もはや曲がることも許されぬ。
されど止まることも許されぬ。

ワシの心震わせしますらおよ!

礼を言おうぞ。
最期に人の心を思い出したわ。
そして……

人を捨てる決意も固まったわ!

闇キ皇よ!
我が魂、存分に食らえい!

(我旺に闇キ皇が憑依し、姿が変化する。)

水邪
ククク……貴様に宿りし
人魔一体の秘術!
この我が貰い受けよう!

闇キ皇よ、
貴様はすでに用済みだ。

我を崇めるならば
生かしてやらんでもないぞ?


(エンディング)
水邪
闇キ皇に宿りし
人魔一体の秘術……ついに!
ついに遂に手に入れたぞ。

我らが完全な存在と
なるときが来たのだ!

炎邪
ぐるじおっ!

(炎邪が飛び去る。)

水邪
フフ、聞こえるぞ……!
我を称える歌声が……!

感じるぞ……!
神が君臨する、
新たなる時代の幕開けを……!

我が肉体よ……我に相応しく
清め祓て待っておれ。
今、ゆくぞ!


その必要はありませんね

(蒼月が現れる。)

水邪
ほう? 良い心がけだな……。
我の贄となるべく、
自らその身を捧げに来たか。

存分に鍛え、傷も無い。
我が肉体として申し分ない……
これこそ我に相応しい器。

さぁ……我と同化せよ!
我と交わり
永久に生きようぞ!

蒼月
同化は結構ですが……
消えるのは
貴方の方ですよ。

水邪
愉快なことを言う。
冗談の感覚もすぐれておるな。
愛い奴よ。よい、満足だ。

蒼月
私が何の策も弄さず、
いたずらに月日を
過ごしたとお思いですか?

水邪
……何だと?

(葉月が現れる。)

水邪
まさか……その娘は!?

蒼月
闇キ皇ならまだしも、
貴方程度の雑魚の力を
おさえるなら造作もないこと。

葉月の持つ封魔の力……
とくと味わいなさい。
――葉月!

葉月
はい! 蒼月兄さん!

(葉月の封魔の力で水邪の体が崩れ始める。)

水邪
我は神だぞぉぉおおぉおお!!
貴様如き、人間如きにぃぃぃ
いいややああぁぁああ!!

(蒼月の刀に水邪が封印される。)

蒼月
まったく……
貴方の自惚れの酷さときたら、
心無い人間のようでしたね。

もっとも、
そうでなくては神の名など
語りはしないでしょうが。

消去……完了です。
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