第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇 レビュー

プレイステーション3(PS3) 第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇レビュー・感想のページです。
第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇 PlayStation3 the Best - PS3
アマゾンで購入。
楽天市場で第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇を検索。
公式サイト 攻略メモ
発売日:2014年04月10日
対象年齢:B(12才以上対象)
コンテンツアイコン:セクシャル、暴力、犯罪
評価:☆☆☆(星3.5個)
レビュー掲載日:2015年7月5日

【攻略サイトリンク】
第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇 攻略の缶詰
第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇 神攻略wiki

スーパーロボット大戦Zシリーズのナンバリンダイトル3作目。
スパロボOGシリーズのツインユニットシステムを進化させたタッグバトル・システムで戦うのが特徴。
本作も前作の第2次スーパーロボット大戦Zの様に二部構成になっており、時獄篇は前編となっています。
なお、本作から今までのテキストをスキップする機能に加え、イベントを全てスキップする機能が追加されました。
このおかげで周回プレイの時間を大幅に短縮する事が可能になりました。これは非常に嬉しい。
また、戦闘シーンをオフにした時の簡易戦闘画面も途中でカットする事が可能になりました。
当然ですがカットすると戦闘結果がわからなくなるのでご注意を。

ストーリーは破界事変、再生戦争の戦いが終わり、ZEUTH(ゼウス)のメンバー達は
ZEXIS(ゼクシス)のメンバー達と別れを告げ、自分達の世界へ無事に帰還した。
しかし、それと同時に新たな時空振動が発生し、ZEUTHのメンバー達の世界UCWとZEXISのメンバー達の世界ADW、
そしてまだ見ぬ世界が融合し、新たな多元世界が誕生した。
それから3ヶ月後、またしても時空振動が発生し、同時に謎の機体が現れ、街を襲い始める。
その最中、陣代高校の学生、ヒビキ・カミシロは突然頭の中に流れ込んできた知識で
起動兵器ジェニオンを呼び出し、街を襲う起動兵器達と戦い始める。
この戦いがきっかけとなり、ヒビキはある目的を果たすため、過酷な戦いに自ら挑んでいく事になる。

本作ではシナリオデモの最初に日にちが表示されるので、時間経過がわかるようになっています。
シナリオ再現は新規作品が殆どですが、太陽の使者 鉄人28号の後半部分が再現され、
前作でお預けとなったグレンラガンの最終決戦がついに再現されます。
また、ギャグ作品の「フルメタル・パニック?ふもっふ」が参戦している影響で、
ギャグシナリオは非常に吹っ飛んだ内容になっています。
ボスキャラクターとボン太くんとの戦闘前の台詞も色々とおかしな事になっており、必見です。
他にも映画「ソレスタルビーイング」の再現が少しですが行われており、
こちらもスパロボ補正の影響でかなりすごい事になっています。(しかも登場人物がキャラクター辞典に登録される。)

ギャグだけでなく、逆襲のシャアのアクシズ落としの場面や、グレンラガンの最終決戦など、熱い場面は本当に熱い。
ストーリーは後編の天獄篇に続きます。

音楽は非常に良い。
今回はエディットBGM機能があり、本体のハードディスクにある音楽を戦闘BGMに設定可能。
持っていれば原曲を戦闘中に流したり、場の雰囲気に全く合わないBGMを流す事も可能です。

セーブ時間は普通程度。
ロード時間も早いですが、第2次スーパーロボット大戦OGよりは戦闘開始までが若干遅いです。
本作のクリアデータがあれば次回作の天獄篇で資金やZチップなどのボーナスを得る事ができます。
詳しくは天獄篇の公式サイトを見てください。

難易度はそれほど難しくはありませんが、
敵の命中率と攻撃力がやや高めなので、調子に乗って突撃すると返り討ちにあう可能性があるので注意が必要です。
また、最終決戦ではサイズ補正がなくなるので、スーパー系はともかく、撃たれ弱いリアル系は辛くなります。
SRポイントの習得条件はマップにもよりますが、そこまで難しくありません。

本作は精神ポイントが最大数の半分から始まり、ターン事に5ポイント回復していくというスーパーロボット大戦NEOに似た仕様になっています。
そのため、精神コマンドでごり押しする戦法はやりにくいですが、
タッグバトルシステムをうまく使えば効率よく敵を倒せるのでそれほど不便ではありません。
マキシマムブレイクの使用条件が地味に厳しかった第2次OGと違い、使いやすくなったのも大きい。

難点はタッグバトル・システムの都合上、メンバーの編成が面倒な事か。
分岐シナリオに入った後と合流後はメンバー編成に少し時間をかけないといけません。
あと、ヒビキの搭乗機であるジェニオンは中盤以降、強化形態のジェニオン・ガイに変形可能になりますが、
変形を維持できるのがなんと1ターンのみという非常に厳しい制限があるので使いにくい。
ターン制限が解除されるのがエンディングまであと数話という場面なのも不憫。シナリオの都合上仕方ないのですが・・・
幸い、本作は難易度がそれほど高くないのでジェニオンでも十分戦えるのが救い。

本作の時点でもかなりすごい戦いになっていますが、天獄篇ではさらにとんでもない事に・・・
【テレビゲームレビュー一覧】
ニンテンドースイッチゲームレビュー / Wii U・Wiiゲームレビュー
プレイステーション4・プレイステーション3ゲームレビュー / プレイステーション2ゲームレビュー
プレイステーションゲームレビュー / スーパーファミコンゲームレビュー / 携帯ゲームレビュー
その他機種ゲームレビュー / 挫折したゲーム