120円の春 \120Stories レビュー

プレイステーション2(PS2) 120円の春 \120Storiesレビュー・感想のページです。
120円の春
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発売日:2005年2月24日
対象年齢:15才以上対象
コンテンツアイコン:セクシャル
評価:☆☆☆☆
レビュー更新日:2011年6月24日

ねこねこソフトが製作したおかえしCDに収録された「120円の冬」「120円の夏」に加え、
新シナリオの「120円の春」「120円の秋」を収録したソフト。
ストーリーは冬→夏→秋→春の順番でプレイする事になります。
どのシナリオも短編なのですぐに終わります。
以下、各作品のシナリオ紹介。

120円の冬
ある日の夜、電車に乗っていた青年はキップとコンタクトレンズを落として困っている女の子(小雪)と出会う。
女の子のコンタクトを不注意で踏んでしまった青年は女の子のキップ探しを手伝う事になる。
しかし、いくら探してもキップは見つからず、そろそろ検札が来る地点まで来たため、
仕方なく女の子のキップの料金を出そうとする青年だったが、なぜかあのキップじゃないとダメだと拒否されてしまう。
こうして、何かおかしい女の子の旅路に青年は付き合う事になってしまった。

120円の夏
ある夏の日、少年はとある自動販売機でジュースが出ずに困っている女の子(なつみ)と出会う。
なんとかジュースを出そうと自販機を叩く女の子だったが、当然出てくるはずも無く、
少年も自販機を叩くが、やはりジュースは出てこなかった。
だったら、「二人で一緒に叩けばジュースが出てくるかも。」
そんな事を思いながら二人が自販機を同時に叩くと・・・
クリア後、おまけシナリオがプレイできます。

120円の秋
バイトの休日、特に用事も無く、青年はフラフラと町をうろついていた。
テレビの占いで「人助けや親切が幸運のカギです。」と言っていた事もあり、なにかの出会いを期待していた。
そんな時、バナナの皮で滑って転びそうな女の子(秋子)と遭遇。
急いで助ける青年だったが、女の子からお礼を言われるどころか「チャンスを邪魔された」と文句を言われてしまう。
その後もクレープ屋のこぼれそうなクリームや、ハトのフンに自ら直撃しようとしたりするなど、
奇妙な行動ばかりする女の子に興味を持った青年は彼女について行く事にする。

120円の春
昼はクレープ屋でアルバイト、夜はネットゲーム。そんな日々を繰り返していた青年がいた。
急に変わった環境に馴染めず、学校にも行かずに誰も住んでいないオンボロの家で毎日一人で遊んでいた少女がいた。
ある日、青年は変な二人組から貰った宝くじの事を思い出し、当選しているかどうか確認する。
その結果、2500万と言う大金を手にした青年は「ネットゲームだけで生活できるかもしれない・・・」と考える。
そして田舎のオンボロの家に引っ越した青年は、この家を遊び場にしていた葉月という少女と出会う。
前からこの家を遊び場にしていた葉月は青年の家に遊びに来るようになり、
二人の生活は大きく変わろうとしていた。
ラムネの舞台の町と同じなのでラムネのキャラクター2名がゲスト出演しています。

音楽は非常に良い。シナリオごとの主題歌も各シナリオに合っていて良いです。
一部、過去の作品で使用された曲もあり。

セーブ時間は普通、ロード時間は早い。
短編なので途中セーブをする事は殆どないと思いますが。

難易度は非常に簡単。バッドエンドやゲームオーバー自体ありません。
(一応、120円の夏のおまけシナリオにはありますが。)
120円の夏と120円の夏のおまけシナリオには選択肢が少しありますが、苦戦する事はありません。
(と言うか、苦戦する方が難しい。)

短編なのですぐに終わってしまいますが、シナリオはどれも非常に良かったです。
ちなみに、このサイトの名前「缶ジュース1本120円」は本作から取っていたりします。
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