アルナムの牙 獣族十二神徒伝説 レビュー

プレイステーション(PS1) アルナムの牙 獣族十二神徒伝説レビュー・感想のページです。
アルナムの牙 獣族十二神徒伝説
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発売日:1996年2月2日
評価:☆
レビュー掲載日:2013年3月20日

PCエンジンで発売された「アルナムの牙 獣族十二神徒伝説」の移植版。
本来、ジャンルはRPGでしたが、PS版ではなぜかアドベンチャーに変更されています。
メモリーカードに対応していないので、最初から全てのシナリオを読む事が可能です。

ストーリーはある日、世界に肉叢(ししむら)という化け物が現れ、人々を襲い始める。
これを危惧した清帝マリエーンは肉叢に対抗するため、戦闘能力に長ける12の獣人達の部族からそれぞれ代表を集める。
そして、主人公ケンプも代表の一人として肉叢との戦いに身を投じる事になる。

内容は人種差別がテーマのシナリオのため、陰鬱な場面が多い。ギャグもありますが。
中盤までは良いですが、後半の展開は訳が分からない。説明を省いている場面もちらほら。
どうやら、テキストをPCエンジン版からそのまま使用しているらしく、
アドベンチャーゲームとして見ると不自然な台詞が修正されていないのが気になる。
(敵を倒した数によって報酬が支払われるなど。)
アドベンチャーゲーム用にテキストを書き直せば良いのになぜしなかったのか。
戦闘シーンがありますが、負ける事はないです。セーブ機能ありませんし。
攻撃する部位を表示されるテキストが変化しなくなるまで選択し続ければ良いだけなので、はっきり言ってだるい。
アニメーションムービーも当時のまま使用されているので質は低い。音量も小さくて声が聞き取り辛い。

音楽は特に印象に残らず。

ロード時間は所々で若干読み込みます。

難易度は・・・しいて言えば、ダンジョンの迷路が若干面倒。

何というか、手抜き感が漂う作品です。こんな出来ではファンはもちろん、初見のプレイヤーも納得しないでしょう。
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