ワイルドアームズ アルターコードF レビュー

プレイステーション2(PS2) ワイルドアームズ アルターコードFレビュー・感想のページです。
ワイルドアームズ アルターコード:F PlayStation 2 the Best
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発売日:2003年11月27日
対象年齢:A(全年齢対象)
評価:☆☆(星2.5個)
レビュー更新日:2011年9月7日

【攻略サイトリンク】
ワイルドアームズ Web本舗
Eternal Dream

PS1で発売されたワイルドアームズ1のフェイク(リメイク)作品。
様々な要素が追加、変更されています。
本作からボイスが付きましたが、戦闘中や移動中に少し喋る程度。

ストーリーはロディ、ザック、セシリアの3人が魔族と戦いを繰り広げると言うもの。
内容は王道と言った感じ。
サブキャラクターだったエマ、ジェーン、ゼットが仲間になるようになり、
悪名高いサーフ村の村人達の改心イベントも追加されています。

音楽は良い。特にアーデルハイド城下町の曲が好き。
今回も挿入歌、EDテーマは良い。
今回はExファイルでEDテーマを聴けます。

セーブ時間は早い。ロード時間は普通。
前作よりテンポがやや悪くなっています。
本作のセーブデータがあれば次回作のワイルドアームズ ザ フォースデトネイターで特典を受ける事が可能。

難易度は相変わらず謎解きが難しい。
前作より回復アイテムが頻繁に落ちているので回復アイテム不足にはなりにくい。
(見つける事ができればの話ですが。)
そのかわり、ガーデニングで回復アイテムを大量に入手し辛くなりましたが。
ボス戦はロディのガトリングレイドが非常に強力なのでこれを使えば楽。
後半、ロックオンがパワーアップするとさらに強力になり、完全にバランスブレイカーになっています。
使わなければそれなりの難易度。
隠し要素のコンプリートは前作より厳しい。と言うか、攻略本がないと無理な気がします。
エンカウント率は前作より高くなってます。
と言うか、エンカウントキャンセルして1秒も経たずに再びエンカウントする事も珍しくない。

難点はザックの早撃ちの熟練度が上げにくい事。
しかも、ザックのレベルが上がれば上がるほど熟練度が上がりにくくなるにも関わらず、
2周目に早撃ちの熟練度が引き継がれない。
そもそもザック自体それほど強くない上にPS版と違い、他にも仲間がいるので
余程ザックが好きな人以外は終盤、戦闘でザックの出番がなくなります。

次に、不意打ち・ピンチ・バックアタックになる確立が高い。
不利な状況で始まる確率が高いのはこのシリーズの伝統みたいなものですが、本作は特に酷い。
不意打ち・ピンチを防ぐスキルはありますが、バックアタックを防ぐ事は不可能。
バックアタックはサブキャラクター3人を仲間にしなければ防げますが、それは対処になっていません。
そもそもサブキャラ3人を仲間にしないと不意打ちを完全に防ぐ事ができない。
要するに、不利な状況を完全に防ぐ事は不可能。
しかも、エンカウントキャンセルを繰り返すと不利な状況で戦闘が始まる確率が高くなると言う謎の仕様のため、
何のためにエンカウントキャンセルがあるのか分からない。
エンカウント率が高いのも合わさって不意打ちの戦闘後、わずか1秒後に再び不意打ちが発生する事も・・・
視点が操作キャラクターから妙に遠く、キャラクターが見辛いのもマイナス。

良い感じのリメイクになっていますが、余計なストレスを感じさせる要素もあるので一長一短。
特にエンカウント関連は何とかして欲しかった。
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