世界はあたしでまわってる 光と闇のプリンセス レビュー
プレイステーション・ポータブル(PSP) 世界はあたしでまわってる 光と闇のプリンセスレビュー・感想のページです。
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公式サイト 発売日:2009年7月9日 対象年齢:A(全年齢対象) 評価:☆☆(星2.5個) レビュー掲載日:2012年6月23日 【攻略サイトリンク】 世界はあたしでまわってる 攻略 @ ウィキ |
ニンテンドーDSで発売されたRPG「世界はあたしでまわってる」の移植版。
無理やり主人公のアンジェラに有利な状況にしてしまうわがままシステムが特徴。
追加要素としてレベルアップ時に能力が成長しやすい光のアンジェラ、
専用のわがままが使用可能な闇のアンジェラのどちらかに姿を変える事が可能になっています。
ストーリーはなんでも自分の思い通りにいくと思っていた貴族のお嬢様アンジェラは
ある日の舞踏会で出会った美形レベル99の冒険者に一目惚れをしてしまい、いきなり愛の告白をするが、
冒険者には全く相手をされず、一人前の冒険者になったらまた会いましょうとあっさりふられてしまった。
自分の思い通りにいかない事がある事を知ったアンジェラはショックを受けるが、自分の力で冒険者を振り向かせる事を決意。
自らも冒険者になり、一人前の冒険者を目指すために旅立つ。
内容は非常に明るく、シリアスなシーンは殆どありません。
アンジェラが良い性格をしているので会話が面白い。
終始、アンジェラのペースで話が進むのでアンジェラの勢いに押されて戸惑うボス達の反応は必見。
ただ、ゲーム自体は普通にクエストをクリアして進めていくクエストゲーなので作業感が強い。
音楽は良い。DS版にはなかった主題歌が追加されています。
ラスボス戦専用の曲がないのは気になる。
セーブ、ロード時間は早い。
難易度は低い。
料理でアンジェラの能力が強化でき、わがままで有利な状況にできるので負ける要素は殆どない。
ただ、敵の能力はそれなりに高いので本気で能力を強化しておかないと危ない。
万が一負けてもわがままでペナルティをなしにできる。
なんと、クエスト自体を強制的にクリアにしてしまうわがまままで存在する。(全てのクエストで使用できる訳ではないですが。)
光のアンジェラと闇のアンジェラでは強力なわがままが使える闇のアンジェラが圧倒的に有利。
一応、闇のアンジェラはレベルアップ時に能力が上がりにくいというデメリットがありますが、
能力は料理でいくらでも上げられるのでデメリットになっていません。
なので、光のアンジェラを使うメリットは殆どありません。
また、能力を強化しやすいアンジェラに比べて仲間のスライムは強化しにくいので、
戦闘能力ではどうしてもアンジェラに劣ってしまい、終盤は回復役くらいにしか使えない。
エンカウント率はフィールドでは敵が出現する回数が決まっているので、
全て倒してしまえば以降はわがままで復活させない限り出現しなくなります。
ダンジョンではランダムと固定のエンカウントが混ざっているので妙に高く感じるので、敵の出現を抑えるわがままの効果があまり感じられない。
特にラストダンジョンは無駄に広く、複雑なので余計に敵がしつこく思える。
難点は2つ目のフィールド以降の料理の値段が急激に上がってしまう事。
しかも、値段が高いわりには効果が低いのも問題。
なので、最初のフィールドの町の料理を食べた方が効率的に能力を上げる事ができるという・・・
ダンジョンのマップが地味に見辛く、行き止まりが表示されないので、
マップで通れるように見える道が実際には通れない事もしばしば。
これは無駄に広いラストダンジョンで迷う原因の一つになってしまうので困る。
クリア特典や2周目への引継ぎもないのでクリアしたらやる事がないのも難点。
世界観やキャラクター、操作性は良いですが、作業感が強いゲーム。
でも、アンジェラの言動を見るために一度はプレイしてみてもいいかも。
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