第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇 レビュー
プレイステーション・ポータブル(PSP) 第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇レビュー・感想のページです。
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公式サイト(音量注意。) 発売日:2011年4月14日 対象年齢:B(12才以上対象) コンテンツアイコン:セクシャル 評価:☆☆☆(星3.5個) レビュー掲載日:2012年4月22日 (レビュー更新日:2012年5月20日) 【攻略サイトリンク】 第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇 まとめwiki 第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇 攻略の缶詰 |
スーパーロボット対戦Zシリーズの2作目。
この第2次スーパーロボット大戦Zは「破界篇」と「再世篇」の2部構成になっており、
本作「破界篇」は前編にあたる作品となっています。
前作のネタバレがあるので前作プレイはほぼ必須。
本作の舞台は前作とは別の多元世界。
二つの月と二つの日本列島、そして暗黒大陸という進入不可能な未知の大陸が存在し、
正体不明の怪物「次元獣」が無差別に破壊行為を繰り返すなど、前作の多元世界同様、混沌とした世界になっています。
そんな多元世界で元軍人のクロウ・ブルーストは死んだ父親の借金100万Gを抱えていた。
軍を辞めて無職のクロウに100万Gを稼ぐあてがあるはずもなく、
返済の日になっても所持金がわずか1Gしかないという悲惨な状況に陥っていた。
シカゴの町で借金取りに借金返済を迫られている最中にテロリストの襲撃に遭遇したクロウは
スコート・ラボにあった新型起動兵器「ブラスタ」でテロリスト達を撃破する。
その腕をスコート・ラボの責任者トライア・スコートに見込まれたクロウは
トライアに借金100万Gを立て替えてもらう代わりにブラスタのテストパイロットを勤めることになる。
トライアに立て替えて貰った100万Gを返済するため、クロウの長い戦いが始まった。
基本的に新規参戦作品が中心となってストーリーは進んでいきます。
前作参戦作品は原作再現が前作で終わっているので主な役割は新規参戦作品のメンバーのサポート。登場も中盤以降とやや遅め。
内容は殆どの参戦作品のストーリーの再現が途中までとなっており、消化不良な面はありますが、
参戦作品のクロスオーバーは盛んに行われているので見ていて面白いです。
また、近年のシリーズで絶滅しかけていたDVE(ドラマチック・ボイス・イベント)が多数収録されているのも特徴。
前作はオリジナルキャラクターの変態率が異様に高かったですが、今回は変態キャラクターは1人もいません。
そのかわりに変人が多くなりましたが。
ちなみに、本作オリジナルキャラクターのシオニー・レジスはあまりの小物・ヘタレぶりが一部のファンに受けているらしい。
音楽は良い。前作の曲も殆どが打ち直されています。
容量の都合上か一部の曲がカットされています。
星間飛行のキラッ!がないのは違和感を感じる。
セーブ時間は早い。ロード時間はデータインストールすれば早い。
それでも会話中や精神コマンド使用時に一瞬止まることがある。
本作のシステムデータがあれば再世篇で資金などのボーナスを得る事が可能です。
難易度は単にクリアするだけなら普通程度。SRポイント習得を目指すと難しくなる。
短期決戦が基本なので長期戦を前提としたスキルはあまり意味がない。
リアル系の回避率が中途半端なのでリアル系はちょっと辛い。
特に序盤は改造や強化パーツでカバーし辛いので、序盤にリアル系中心のルートに入った場合は苦戦するかも。
難点はブラスタの戦闘シーンのテンポが悪い事。スピード重視の機体なのに。
特殊戦闘台詞が聞きたくてもテンポの悪い戦闘シーンのせいで、戦闘シーンをオンにする気力が失せる。
今作は戦闘シーンの早送りができないので都合の良い部分まで飛ばすことができません。
クロウが良いキャラしているだけに余計に残念。
(再世篇ではブラスタの戦闘シーンのテンポが改善されている。)
あと、敵(主に次元獣。)がやたらと気力低下や、機体のエネルギーを減らす攻撃をしてくるのがうっとおしい。
気力低下はスキルで防げますが、エネルギー減少攻撃は回避するしか防ぐ手段がない。
しかも妙にしぶといため、余計に厄介。
キャラクター達の会話が非常に面白く、楽しめましたが、
本作で解決済みの複線が少ないので再世篇でちゃんと回収できるのか不安が残ります。
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