第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇 レビュー

プレイステーション・ポータブル(PSP) 第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇レビュー・感想のページです。
第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇
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公式サイト(音量注意。)
発売日:2012年4月5日
対象年齢:B(12才以上対象)
コンテンツアイコン:セクシャル
評価:☆☆☆(星3.5個)
レビュー掲載日:2012年5月20日

【攻略サイトリンク】
第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇 まとめwiki
第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇 攻略の缶詰

スーパーロボット大戦Zシリーズの3作目にして、第2次スーパーロボット大戦Zの後編に当たる作品。
一応あらすじはありますが、破界篇のプレイはほぼ必須。
破界篇のシステムデータがあると資金などのボーナスを獲得する事が可能です。詳しくは公式ホームページを参照。

ストーリーは破界事変(破界篇の戦い。)から1年後、人類を統一するための組織「地球連邦」が設立し、世界に平和が訪れたかに見えた。
しかし、破界事変の終結後から減少していた次元獣が再び増加。
人々は民間企業の次元獣バスターを雇い、対処していた。
そして、ある1人の次元獣バスターが世界の真実を知った事から再び戦いが始まる事になる。

主人公は破界篇同様クロウ・ブルーストですが、登場まで少し間があるため、
クロウ登場まではエスター・エルハスが主人公の代理を務める事になる。
内容は参戦作品の後半部分の再現が行われているので見所が多い。
ほぼ全ての作品のストーリーが最後まで再現されますが、ごく一部だけ最後まで再現されず。
キャラクターの会話も相変わらず面白い。
特にヒイロと刹那の会話は破界篇から大幅に強化されており、非常に良い。
条件を満たすと終盤にコードギアスの展開が原作と異なるifルートに入ることができるのが最大の特徴。
(他にもガンダムW、オリジナルキャラクターの展開が異なる。)

音楽は今回も良い。殆ど破界篇と同じ。
なお、ボトムズのレッドショルダーマーチは著作権の都合上使用できなかったらしく、
かわりに戦騎達の行進というレッドショルダーマーチに曲調が似ているオリジナル曲が収録されています。

セーブ、ロード時間は破界篇と殆ど同じ。
データインストールに必要な容量が1325MB以上とかなり多いので注意。

難易度はクリアするだけなら普通程度。SRポイント習得を狙うと高くなります。
敵も強くなっていますが、味方も強くなっており、 出撃可能数やスキル装備枠が増え、なにより全体的に資金が溜まりやすいので破界篇より難易度は低い。
ただ、序盤からやたらレベルが高いボスキャラクターが登場する事があるので初見では驚かされる場面も。
本作はボスのレベルが全体的に高い。
SRポイントの獲得条件は早解きばかりだった破界篇とは違い、
特定のキャラクターがダメージを受けないなど、多様になっており、
2周目以降、全ての機体をフル改造していても手順を間違えると習得できない事もありえる。
ifルートは敵の数の増加、ボス戦でターン制限がつくなどの理由で通常ルートより難易度が高め。
破界篇のボーナス資金があるなら1話でブラスタEsをフル改造すれば戦力的にも資金面でも大幅に楽になる。
今回はブロッキングの仕様が変更されたため、
剣と盾を所持している機体はパイロットが一般兵やAIでも切り払いやシールド防御を発動させる事があるので厄介。それほど確率が高くないのが救いか。

難点は参戦が遅いキャラクターが結構いる事。
参戦が遅いキャラがいるのはスパロボシリーズではよくある事ですが、
その参戦が遅いメンバーの中に前作主人公のセツコとランドが入っているのが困る。

破界篇同様、キャラクターの会話が面白いです。
第2次スーパーロボット大戦Zは本作で終わりですがZシリーズはまだ続くと思われるので、この先どうなるのか気になる所。
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