ドラゴンクエスト11 過ぎ去りし時を求めて レビュー

プレイステーション4(PS4) ドラゴンクエスト11 過ぎ去りし時を求めてレビュー・感想のページです。
【PS4】ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
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公式サイト 攻略メモ
発売日:2017年7月29日
対象年齢:A(全年齢対象)
評価:☆☆☆☆
レビュー掲載日:2018年5月28日

【攻略サイトリンク】
ドラクエ11 極限攻略データベース
ドラクエ11攻略Wiki|ゲームエイト

ドラゴンクエストシリーズのナンバリングタイトルの11作目。
改良されたスキルシステムやテンションシステムに代わる新たなパワーアップ状態のゾーンシステムなど、様々な要素が搭載。
ゾーン状態になると仲間との連携技が使用可能になり、さらに戦略性が増しました。
新システムのふしぎな鍛冶で装備品を作成する事も可能。

ストーリーはイシの村に住む主人公は16歳になった日、幼馴染のエマとルキと共に成人の儀式を受けるために神の岩の頂上を目指す。
無事に儀式を終えて村に帰ってきた二人は主人公の母ベルラから自分が勇者の生まれ変わりだと聞かされる。
ベルラからヒスイの首飾りを受け取り、主人公は真実を知るためにデルカダール王国へ旅立つ。
しかし、デルカダールで王とあった主人公は「災いを呼ぶ悪魔の子」と言われ、城の地下牢に入れられてしまう。
だが、同じく牢屋に入れられていた盗賊カミュに助けられ、脱獄に成功する。
そして自分が、勇者とは何者なのかを知るため、主人公は長い旅に出る。

内容は王道寄り。過去のドラクエシリーズを意識した場面もあります。
人魚の恋や人食い火竜の話といったかなり重いエピソードも。特にある人物の死は衝撃的。
ラスボスを倒しても物語は終わらず、ある目的のために過ぎ去りし時を求めて旅立つ事になります。
エンディングでは主人公達の旅が終わると同時に、新たな伝説の幕開けとなる瞬間は圧巻と言うしかありません。

音楽は非常に良い。過去シリーズの曲も多く使用されています。

セーブ時間は早い。
ロード時間はゲーム開始前や町とフィールドを行き来した時にやや読み込みますが、それ以外ではほぼゼロです。
ただ、船で移動中は戦闘前と後で少し読み込みます。

難易度は普通〜やや厳しい。
序盤は一部の敵を除いてそこまで難しくありませんが、
中盤の世界異変後は敵が強化され、特にボスは厄介な敵が多くなります。
過ぎ去りし時を求めた旅は過去作のクリア後の隠しダンジョンに当たるので、非常に手強い敵が増加します。
ただ、その影響なのか本作は敵から入手できる経験値とゴールドが多めです。むしろ今までが少なすぎたとも言えますが。
装備の値段も妥当な値段ですし、そもそも不思議な鍛冶で作成できる装備でなんとかなる事も多いので、お金を使う機会がそれほどなかったりします。

エンカウント方式はシンボルエンカウント。
敵の反応は鈍いので回避しやすいですが、いきなり現れる事もあるので注意が必要。
敵シンボルに気付かれるとしつこく追いかけてくるので、逃げるなら全力で逃げてください。
逆にこちらより弱い敵シンボルは逃げていき、少し経つと消滅します。
船で移動中はランダムエンカウントになります。
こちらのレベルが上がれば主人公が覚えるトヘロスや聖水を使用して出現率ゼロにできます。

難点はふっかつのじゅもんシステムが微妙な事。
一応、ある程度強い状態で始められたり、特定の場所から開始できたりしますが、あまり嬉しいとは思えません。
また、戦闘中に混乱・誘惑状態になると味方が攻撃対象にする事ができ、わざと味方を攻撃して元に戻す事ができますが、
この時に誤って全体攻撃をしてしまうと混乱・誘惑状態の味方も攻撃してしまい、悲惨な事になってしまいます。
これは過去作にもあったパーティアタックが出来ると言う仕様で良かったのではと思います。
まあ、この点は敵側も同じなので敵側も全体攻撃で同士討ちになってしまう事もありますが・・・

勇者という存在を改めて考えさせられるシナリオとドラクエシリーズの中では高レベルのバランスの良さを誇る作品です。

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