ドラゴンクエスト7 エデンの戦士たち レビュー

プレイステーション(PS1) ドラゴンクエスト7 エデンの戦士たちレビュー・感想のページです。
アルティメット ヒッツ ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち
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公式サイト(ニンテンドー3DS版)
発売日:2000年8月26日
評価:☆☆(星2.5個)
レビュー掲載日:2013年2月27日

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ドラゴンクエスト7攻略インデックス
Kira'sドラゴンクエスト完璧徹底攻略

ドラゴンクエストシリーズの7作目。
ドラクエシリーズで初めてグラフィックが3Dポリゴンで描かれた作品。
仲間との会話システムも本作が初登場。キャラクターの個性がより引き立つ事に。

ストーリーは世界でただ一つの島であるエスタード島で、
主人公は親友のキーファと共に日々、遺跡を冒険していた。
ある日、遺跡にある神殿に入る方法を見つけた二人は、さっそく神殿の中を探索。
そこで謎の石版を見つけた事から彼等の長い旅が始まる事になる。

基本的に石版を集めて目的地へ→その土地でのイベントをクリアする→また石版を集めて次の土地へ・・・という流れで進みます。
どの土地でも、魔物達によって壊滅の危機に追い込まれており、さらに人間の心の闇を嫌というほど見せられたりするシナリオが多いので、内容は暗め。
記念すべき最初の土地ですら非常に暗いエピソードが語られるほど。
中でも悪い意味で有名なのはレフレサックの村のエピソード。ここは非常に気分が悪くなる。
暗いシナリオが長時間続くのでお世辞にも万人向けとは言えません。ただし、シナリオの内容自体は良いものが多いです。

音楽は良い。特に過去の世界のフィールド曲が好きです。

セーブ、ロード時間はロムカセットと同様の速さを誇る。
しかし、その影響で・・・

難易度は普通〜やや高め。
クリア不可能というほどではありませんが、ダーマ神殿は高難易度で知られています。
ディスク1の後半に現れるボスも取り巻きの雑魚敵がラリホーを唱えまくるせいでかなりの難所。

エンカウント方式はランダムエンカウント。
エンカウント率は普段は普通程度ですが、ダンジョンによっては非常に高くなる事も。

難点はまず石版集めが難しい事。
これが一枚でも足りないと永久に進めないので嫌でも探さないといけない。
しかし、これが曲者で大抵一つか二つは見つからずに詰まる事になります。
中でも視点を回転させて入り口を見つけないといけない場所は殆どの人が詰まった難所。
当時はまだドラクエで視点を回転させるという操作が殆ど認識されていなかったので、こうなってしまったのでしょう。
一応、ヒントをくれるキャラクターは存在します。たまにヒントが分かり辛いのが困りますが。
あまりに困難だったためか、後に発表されたニンテンドー3DS版では石版探しのヒント機能が追加されています。

そして本作最大の問題点は読み込み時間を大幅に短縮した影響でフリーズしてしまう確率が大幅に増えてしまった事。
フリーズしやすい場面が存在しており、他にも画面を切り替える、戦闘終了後にフリーズするなど、プレイ中は終始、フリーズの危険性があります。
おかげで頻繁にセーブをしないと泣きを見る羽目に。
後に発売されたアルティメットヒッツ版ではフリーズする確立が大分減っているらしいので、PS版を購入するならそちらを強くお勧めします。

長時間にわたって繰り広げられる重いシナリオ、面倒な石版探し、多発するフリーズとプレイヤーと遠のけてしまう要素が多く詰め込まれている作品。
ただ、シナリオの内容自体は良いので一度はエンディングまでプレイして欲しい所。
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