ドラゴンクエスト8 空と海と大地と呪われし姫君 レビュー

プレイステーション2(PS2) ドラゴンクエスト8 空と海と大地と呪われし姫君レビュー・感想のページです。
アルティメット ヒッツ ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君
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公式サイト
発売日:2004年11月27日
対象年齢:A(全年齢対象)
評価:☆☆(星2.5個)
レビュー掲載日:2013年9月20日

【攻略サイトリンク】
ドラクエ8 極限攻略データベース
DQ8攻略WEB
ドラゴンクエスト8 攻略簿 マップ付

ドラゴンクエストシリーズのナンバリングタイトルの8作目。
3Dで再現されたドラゴンクエストの世界を歩き回れるというファンにとっては夢のような作品。
複数のアイテムを合成して新しいアイテムを作成する錬金釜システム、
戦闘中にテンションを上げて攻撃力や呪文の効果を高めるテンションシステム、
レベルアップ時に貰えるスキルポイントを振り分けてキャラクターのスキルを上げるスキルシステムが初登場。

ストーリーは主人公が仕えていたトロデーン城にある日、道化師ドルマゲスが訪れ、城に呪いをかけてしまう。
呪いによってトロデ王は魔物に、ミーティア姫は馬の姿に変えられ、城と住人達はイバラに包まれてしまった。
唯一、呪いの影響を受けなかった主人公はトロデとミーディアを連れて、ドルマゲスを探し出すために旅立つ。

内容は基本的に王道。たまに王道からずれているイベントもあります。
ストーリーの都合上、登場人物の死亡シーンが多く、性格の悪いキャラクターが目立つのでうんざりしてしまう事も。
特にチャゴスは本作どころか全シリーズの中でもトップクラスの不快度を誇る。
ヒロインのはずのミーティアが全然目立たなかったり、主人公の呪いに対する高い抵抗力の理由が本編クリア後の隠しダンジョンで語られるのもどうかと思う。

音楽は良い。
あまり評判の良くない通常戦闘の曲は個人的に嫌いではないです。

セーブ時間は早い。
ロード時間は通常は早いですが、ゲーム開始時や一部のマップ切り替え時はやや遅くなる。

難易度はやや高め。中盤に船を入手すると一気に敵が強くなる。一度に出てくる敵の数も多い。
こちらが遅いのか敵が素早すぎるのかわかりませんが、敵が先に行動する事が多すぎる。
中盤のドルマゲス戦、後半のレティス戦は本作屈指の山場。
逆にラスボスはそれなりに強いですが、この二人があまりに強すぎるためか印象が薄い。

エンカウント率はそれほどでもありませんが、本作はとにかく世界が広いので長距離を移動させられる事になり、結果的に何回も敵と戦う羽目に。
そのせいで探索が苦痛。本作とランダムエンカウントは相性が悪すぎる。

難点は敵が落とすゴールドが非常に少なく、お金が溜まりにくい事。おかげで戦闘する気力が失せる。
錬金システムを使用する事を前提にしている影響だと思いますが、錬金システムも自力では理解し辛い。
お金ばかり目がいきがちですが、経験値も少ないです。
戦闘中のキャラクターのモーションは大抵は早いですが、一部無駄に遅いモーションも存在します。
錬金釜もアイテムが完成するまで時間がかかるので使いにくい。
一瞬で完成させるようにするにはクリア後の隠しダンジョンのボスを倒さないといけない。いくらなんでも遅すぎる。

スキルシステムもスキルポイントの入手できる数値に限界があるので、計画的に上げないと取り返しのつかない事になるのが困る。
また、3D酔いしやすいので苦手な人には辛い。

壮大なドラゴンクエストの世界を旅できるのは非常に嬉しいのですが、
お金が全然貯まらない上に敵が無駄に強く、戦闘が非常につまらないので、あまり楽しめませんでした。
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