エスカ&ロジーのアトリエPlus 〜黄昏の空の錬金術士〜 レビュー

プレイステーション・ヴィータ(PS Vita) エスカ&ロジーのアトリエPlus 〜黄昏の空の錬金術士〜レビュー・感想のページです。
公式サイト(音量注意。)
発売日:2015年1月22日
対象年齢:B(12才以上対象)
コンテンツアイコン:恋愛、セクシャル
評価:☆☆☆(星3.5個)
レビュー掲載日:2018年12月23日

【攻略サイトリンク】
表裏一体
エスカ&ロジーのアトリエ 攻略Wiki
ゲームとかやろうか

PS3で発売されたアトリエシリーズの15作目で、黄昏シリーズの2作目のエスカ&ロジーのアトリエに、
追加要素とPS3版のダウンロードクンテンツを収録した作品。
舞台は前作、アーシャのアトリエのキースグリフエンドから一年後。
エスカとロジーのダブル主人公制になっています。

ストーリーは黄昏によって終わりを迎えようとしている世界の崩壊を止める方法を探すため、
「中央」と呼ばれる都市では錬金術士達による研究が行われていた。
そして、その中央から離れた辺境調査の街コルセイトの支部で錬金術士の少女エスカと青年ロジーは新たに開発班の一員となり、様々な課題に挑んで行くことになる。

本作のプレイ期間は3年。条件を満たせば1年追加され、4年になります。
主人公達は役人なので、本作は課題と言う名前の仕事をこなしていきます。(従来の任意依頼もあります。)
エンディングはアトリエシリーズ恒例のマルチエンド。
前作同様、条件を満たしていればエンディング前にそのエンディングの選択肢が出現する様になっています。

エスカとロジーのダブル主人公制ですが、二人は終始行動を共にしているので共通イベントが多く、
たまに別々のイベントもありますが、それもそこまで違いはないので、あまりダブル主人公制にした意味がありません。
プラス版で追加されたエスカとロジーの関係に関するイベントは主人公によって違いがありますが。

本作の目的は未踏遺跡を目指す事ですが、中盤で準備が始まり、行ける様になるのは4年目になってから。
未踏遺跡でのイベント自体も短いです。内容自体は中々良いですが。
ただし、ちゃんとイベントをこなしていないとラスボスが何をしたかったのかよくわからないまま終わってしまうのでご注意を。
黄昏に関しては本作でも進展なし。水不足の村が登場するなど、前作よりは深刻な状況になっていますけど。

音楽は安定のガストクオリティ。
特にSky of Twilightは本作の世界観にマッチしたボーカル曲になっています。

セーブ、ロード時間は早い。

難易度はそれほど難しくありません。
必ずクリアしないといけない大課題が課題の中で一番簡単に達成できるので、時間がかなり余る事になります。
中盤に飛行船作りが始まると少し忙しくなりますが、少し程度なので時間に余裕があるのには変わりありません。
本作では採取装備に装備したアイテムは使用しても街に戻れば補給されるので、主人公二人がとにかく強い。
後半、主人公二人専用のスキル、ダブルドローが使用可能になるとさらに強くなります。
特に序盤でダウンロードコンテンツの仲間であるウィルベルとミトラ、プラス版限定でニオが仲間になるので、PS3版より難易度は低下しているのではないでしょうか。

難点は相変らずイベントスキップができない事。早送りは可能ですが、歌が流れるイベントは前作同様スキップ不可能。
一周目は良いのですが、二周目以降は厄介。
また、必殺技が使いにくいのも難点。
本作は敵が強くないので必殺技ゲージが100%まで溜まる前に戦闘終了になってしまう事が多い上に、
戦闘ごとに必殺技ゲージがゼロになってしまうので、使用する機会が少なくなる原因になっています。
演出自体はどのキャラも非常に凝っているのにもったいない。

ストーリーはあまり進みませんが、やり込み要素も多く、中毒性は高いです。

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