ファイナルファンタジー10-2 レビュー

プレイステーション2(PS2) ファイナルファンタジー10-2レビュー・感想のページです。
FINAL FANTASY X-2
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発売日:2003年3月13日
対象年齢:B(12才以上対象)
コンテンツアイコン:セクシャル
評価:☆☆(星2.5個)
レビュー掲載日:2011年11月25日

【攻略サイトリンク】
GAMERS EDEN
ファイナルファンタジー10-2 攻略通信

ファイナルファンタジー10の続編。前作プレイは必須。
ストーリーコンプリート率という物があり、これが100%になると真のエンディングを見る事が可能。
1周目でコンプ率100%を目指すのは難しいですが、強くてニューゲームがあるので、
2周目以降のプレイがやりやすくなっています。

ストーリーはシンが消え去ってから2年後、ビサイド村に帰り、
平和に暮らしていたユウナの元にリュックが一つの映像スフィアを持ってユウナの元を訪れる。
その映像スフィアに映っていた人物を見た時、ユウナは再び旅立つ決意をする。
・・・と、この旅立ちのエピソードはFF10インターナショナルの追加コンテンツ「永遠のナギ節」収に録されており、
本作では語られませんが、本作の説明書で軽く触れられているので問題はありません。

内容はシンの恐怖から開放された影響なのか、雰囲気や登場人物たちが全体的に明るくなった
・・・と言うより、全体的にはっちゃけすぎています。
さらに女性キャラクターの服装の露出度も増えており、明らかに狙った描写があるなど、かなり好みが別れやすい内容になってしまっています。
(露出度に関しては前作にも露出狂レベルの服装をしたキャラクターが何人も登場していますが。)
ただ、根本的なシナリオはシリアス。
しかし、シリアスな場面が語られるイベントが隠し扱い(しかも見るのがかなり難しい。)なので気付かずに終わってしまう可能性が高い。
コンプ率100%のエンディングは前作のプレイヤー必見の内容になっています。
ちなみに、今回もティーダは名前で呼ばれません。そこまでティーダを名前で呼ぶのが嫌なのか。

音楽はあまり印象に残らず。作曲者が違うらしく、お馴染みの曲が使われていません。

セーブ時間は早い。ロード時間は前作より多少遅い。
今回は後に発売されたインターナショナル版に無印版のセーブデータを使用できます。

難易度はそれほど難しくありません。
敵もあまり強くなく、全体回復ができるキャラクターが1人いれば苦戦せずに倒せる。
強敵もスペシャルドレスを使えばなんとかなります。
(しかし、スペシャルドレスに着替えるのは面倒。)
ただ、オーバーソウルした敵は妙に強くなるので油断はできませんが。
ラスボスはFFシリーズで一番弱いんじゃないかと思うほど弱い。
過去に弱いと言われていたラスボスたちを遥かに超える弱さを誇る。
(素早さだけは高いのでレベルが低いと苦戦しますが。)
一方で一部のミッションは難しく、初回でクリアするのは難しい。目的地へ行く前のセーブは必須。
エンカウント率は高めですが、エンカウント率をゼロにする装備が比較的早めに入手できるのはありがたい。
装備してもどういうわけか一部でエンカウントする場所がありますが。

難点はメニュー画面や戦闘終了時の画面の処理がやや遅い事。
中盤以降のボスの攻撃が無駄に長いのも困る。
また、今回はイベントムービーが飛ばせるようになりましたが、
一度も見ていないムービーを飛ばすとコンプ率が上がらないという罠があるのでご注意を。
なぜか飛ばせないイベントも多い。やたら長いイベントが飛ばせないのは勘弁してほしい。

本質は悪くありませんが、妙なノリのせいで非常に好みが別れやすい作品。
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