がっこうぐらし! アニメメモ

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放送期間:2015年7月〜9月(全12話。)
ページ作成日:2015年10月3日

まんがタイムきららフォワードで連載されている原作:海法紀光先生、作画:千葉サドル先生による漫画。
巡ヶ丘学院高等学校の生徒、丈槍由紀(ゆき)が恵飛須沢 胡桃(くるみ)、若狭 悠里(りーさん)、
直樹 美紀(みーくん)、顧問の佐倉 慈(めぐねえ)と共に「授業だけでは触れられない学園のさまざまな部署に親しむ」部活、
学園生活部として楽しい日々を過ごす姿が描かれる作品です・・・表向きは。

実際は学校の周りはゾンビ達が徘徊し、街も壊滅状態という地獄絵図になっており、
ゆきはある出来事がきっかけでその状況が理解できなくなっています。
仲間達はそんなゆきにあわせて平和な学園生活を送っているふりをしている状態。
そんな状況の中、いつゾンビ達に襲われるのかもわからない状態で
学園生活部のメンバー達のかけがえのない日々を描くサバイバル日常系作品です。

基本的な話は原作とほぼ同じですが、第一話から原作では後に部員になるみーくんと
原作では一話限りの登場だった太郎丸が登場するため、細かい部分が原作とは異なっています。
その影響でみーくんは原作より表情が豊かになっています。

【#1 はじまり】
・学園生活部の一員として、毎日楽しい学校生活を過ごすゆき。
ある日、部で飼っている犬の太郎丸が行方不明になってしまう。
ゆきは後輩のみーくんと学校中を探し回る事に。

【#2 おもいで】
・今日はめぐねえとのマンツーマンの授業で俄然テンションが上がるゆき。
そんな中、ゆきは肝試しをする事を思いつく。
ちょうど物資が足りなくなってきたため、三人もゆきと共に肝試しについて行く事にするが・・・。
・めぐねえは今でもゆきを助けようとしているのか・・・。

【#3 あのとき】
・全校停電の日、キャンプをしようと言い出したゆき。
一方、めぐねえは思い出していた。すべてが変わってしまった「あの日」の事を。

【#4 えんそく】
・まだみーくんがゆき達と出会う前のある日、
みーくんは友達の祠堂圭と一緒にショッピングモールに遊びに来ていた。
だが、そこでゾンビ達が次々と増えていき、二人と犬の太郎丸は一つの部屋で、
救助が来るのを待つ日々を送る事になってしまう。
しかし、圭はいつまで経っても助けが来ない事に耐え切れず・・・。
一方、ゆきはとある日の夜、部員達で遠足に行く事を思いつく。
・「生きていればそれでいいの?」
生きているって一体どういう事をしていれば、どういう状況なら生きているって言えるんでしょうか?難しいな・・・・。

【#5 であい】
・ゆき達が遠足で来たのはショッピングモール。
探索の途中、くるみは一匹の犬と出会う。それは一匹で餌を探していた太郎丸だった。
その後、ゾンビの大群と遭遇してしまったゆき達はなんとかショッピングモールから脱出するが、
ゆきはショッピングモールの中からまだ声が聞こえると言い出す。その声の主は・・・。
・ゆき達とみーくん&太郎丸との出会いのエピソード。

【#6 ようこそ】
・ゆき達に助けられ、巡ヶ丘学院高等学校に帰ってくれたみーくん。
くるみとりーさんからゆきの事を聞いたみーくんは、とりあえずここにある間はゆきの調子に合わせる事に同意する。
そんな中、ゆきは体育祭をやろうと提案する。ゆきの事を知るためにみーくんも体育祭に参加する事に。
・「ようこそ、学園生活部へ」

【#7 おてがみ】
・朝食中、些細な会話からゆきはめぐねぇがもういない事を思い出しそうになり、
混乱したゆきは部室から飛び出してしまう。
その後、落ち着きを取り戻したゆきは太郎丸と遊んでいたが、その最中にレターセットを見つける。
そして四人は手紙を書く事にした。まだ生きているかもしれない誰かに向けて。
・「わたしたちは元気です。」

【#8 しょうらい】
・ゆき達が将来の話をしている中、
りーさんはみーくんが見つけためぐねえの鍵の使い場所がどこなのかを考えていた。
夜、眠れないりーさんとみーくん、起きてしまったゆきは職員室で鍵の使い場所を探す事に。
そしてゆきの機転で一つのアタッシュケースを発見する。
めぐねえの鍵で開けると中には「職員用緊急避難マニュアル」が入っていた。
そしてマニュアルを読んだりーさん、くるみ、みーくんはその内容に戦慄する・・・。

【#9 きゅうじつ】
・職員用緊急避難マニュアルを読んだ三人がこれからの事で悩んでいた最中、
ゆきが屋上の貯水槽に落ちて汚れた太郎丸を連れて部室に入ってきた。
太郎丸の汚れを落とすついでに四人は屋上の貯水槽を掃除し、そこをプール代わりにして遊ぶ事に。
・ついにみーくんと太郎丸が和解。しかし最後の様子だと太郎丸は・・・。

【#10 あめのひ】
・雨の日の朝、太郎丸がいなくなってしまった。
太郎丸を探す最中、くるみはバリケードの向こう側に太郎丸の足跡を見つける。
太郎丸の足跡を追い、バリケードの向こう側にある地下の非常非難区域にたどり着く。
そこに太郎丸はいた・・・ゾンビとなった姿で。
なんとか太郎丸から逃れたくるみは太郎丸を感染させたゾンビと対峙する。
しかし、そのゾンビはずっと行方不明になっていためぐねえだった・・・。

【#11 きずあと】
・めぐねえに噛まれ、重症を負ったくるみを救うため、
非難区域にある治療薬を求めてみーくんはくるみのシャベルを持ち、非難区域に向かおうとするが、
太郎丸がゾンビと化した事に耐え切れずに泣き崩れてしまう。
その時、学園に入り込んできたゾンビの一人に襲われそうになるみーくんだったが、
ゆきのおかげで何とか近くの教室に逃げ込む事に成功する。
ゆきに励まされ、落ち着きを取り戻したみーくんはゆきを残し、再び非難区域を目指す。
なんとか治療薬を手に入れたみーくんだったが、帰り道で大勢のゾンビ達に行く手を阻まれてしまう・・・。
一方、皆がいなくなってしまう悪夢から目覚めたゆきは、このままではもう皆に会えなくなってしまうのでは・・・と思い、
皆を助けるためにめぐねえに導かれながら放送室を目指す。
その途中でゆきは「あの日」の記憶を取り戻していく。だがそれは、めぐねえとの「おわかれ」を意味していた。
・「バイバイ、めぐねえ・・・」

【#12 そつぎょう】
・放送室の近くまで来たゆきだったが、大勢のゾンビ達に取り囲まれてしまう。
そこへ駆けつけた太郎丸のおかげで、無事に放送室にたどり着く。
そして下校の時間を告げる放送を流し、それを聴いたゾンビ立ちは皆、学園から去っていった。
危機を脱したみーくんはくるみと太郎丸に薬を届ける事に成功するが、
ゾンビと化していた時間が長すぎた太郎丸の体はもう限界に達していた・・・。
その後、落ち着きを取り戻した四人はこれからの事を考えていた。
先日の落雷で学園のライフラインは使用不能になり、もうこの学園で生活をするのは不可能になってしまった。
そして、四人はこの巡ヶ丘学院高校からの「卒業」を決意する。
・「かれら」にはもう意識はない、心もない・・・だけど、覚えている。
・「今、学校にいるみんな・・・こんにちは・・・ありがとう・・・さようなら・・・また、明日。」
・ありがとう、太郎丸。
・「圭へ 私、生きてていいことあったよ。」
どんな世界でも、どんな形でさえ生きていれば良い事があるかもしれない。それがいつになるのかはわかりませんが・・・。
・あの手紙を拾ったのは・・・?
・無理かもしれませんが願わくば、彼女達のこれからの人生が幸せでありますように・・・。卒業、おめでとう。

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