ドラゴンクエストヒーローズ1・2 for Nintendo Switch レビュー

ニンテンドースイッチ(Nintendo Switch) ドラゴンクエストヒーローズ1・2 for Nintendo Switchレビュー・感想のページです。
公式サイト
発売日:2017年3月3日
対象年齢:B(12才以上対象)
コンテンツアイコン:セクシャル、暴力
評価:☆☆☆
レビュー掲載日:2019年1月26日

【攻略サイトリンク】
ドラクエヒーローズ完全攻略D-navi
DQH/ドラゴンクエストヒーローズ 最速攻略wiki
ヒーローズ2完全攻略D-navi
ドラゴンクエストヒーローズ2 攻略ランド

PS4などで発売されたドラゴンクエストヒーローズ1とドラゴンクエストヒーローズ2の二作品に、追加要素とダウンロードコンテンツを収録した作品。
二作品共バランス調整がされ、ヒーローズ2は新キャラクターにライアン、ボス戦にシドーが追加されています。

セーブ時間は早い。
ロード時間は遅く、バトル前と後で大分待たされます。
特にヒーローズ1はバトルの度に毎回拠点に戻るので、プレイ時間の殆どは読み込み時間じゃないかと思えるほど。

以下、二作品のレビューになります。

ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城

ドラゴンクエストヒーローズの一作目。
本作オリジナルの舞台で歴代シリーズのキャラクターと共に戦う3Dアクションゲーム。
開始前に男主人公のアクトか女主人公のメーアのどちらかを選択し、選択した方はバトルに必ず参加する事になります。

ストーリーは人と魔物が平和に共存する世界の王国「エルサーゼ」である日突然、魔物が人々を襲い始める。
エルサーゼの新鋭隊長アクトとメーアはエルサーゼの国王ディルクと共に魔物を食い止めるも、既に魔物達の猛攻は他の街にも及んでいた。
アクトとメーアは魔物の異変の原因を探すため、異世界からやってきた者達と共に世界を巡る。

内容は光と闇の戦いという感じで基本的に王道です。

音楽は主に過去シリーズの楽曲のアレンジ。

難易度はステージにもよりますが、大体普通程度。
スイッチ版ではヒーローズ2で追加された女神の救済があるので、メインシナリオのバトルは敗北時に難易度を下げる事が可能。

難点は対象を守る防衛戦がバトルの半分を占めている事。
そういうのが好きな人は良いですが、私はそれほど好きではないので楽しめませんでした。
これだけキャラクターがいるのに、仲間のHPを回復できる特技を持つのがハッスルダンスを覚えるゼシカしかいないのも問題。
回復呪文が得意なはずのクリフトは回復呪文を一つも覚えないと言う謎仕様。
味方AIの頭が良くなく、敵が目の前にいるのに何もしない事が多いのも困りもの。

歴代シリーズのキャラクターを操作して戦えるのは良いですが、悪い所の方が目に付いて楽しめたとは言えません。

ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり

ドラゴンクエストヒーローズの二作目。
本作は次のステージに向かう際にフィールドを探索しながら進む仕様になりました。
一人が覚える呪文・特技の数が増え、同時に回復呪文・回復技を使えるキャラクターも増えました。
今回も最初に男主人公ラゼルと女主人公テレシアのどちらかを選択し、選択した方は必ずバトルに参加します。
主人公二人は転職が可能になったので、僧侶に転職して回復・補助役にする事も可能になりました。

ストーリーは故郷のジャイワールからオレンカにある士官学校に留学していたラゼルは、
一年ぶりにいとこのテレシアとの再会し、親友のホミロンと三人で再開を祝っていた。
だがその最中にオレシカと友好国のはずのジャイワール軍が魔物を率いてオレシカに襲撃を仕掛けてくる。
二人は宗主国ゼビオンの女戦士オルネーゼと共にジャイワール軍に立ち向かい、その場はなんとかしのぎ切る。
二人はオルテーゼとジャイワール軍との和解の道を探るためにゼビオンへと向かう事になり、ここから二人の長い旅が始める事になる。

内容は前作同様、王道寄りです。
スイッチ版で追加されたライアンは序盤からぼちぼち登場しますが、仲間になるのは一番遅いです。

音楽は前作同様過去シリーズの楽曲のアレンジが中心。

難易度はボスが強化されており、前作より高くなっています。
中盤辺りから雑魚も強くなってきます。
メインシナリオのバトルは女神の救済を使用して難易度を下げる事ができます。
前作の半分以上を占めていた防衛戦は減少しているので苦痛にはなりませんでした。

難点はフィールド探索時に敵と近づくと戦闘状態になるのですが、
相手が大型の敵だとその範囲が広く、戦いたくない場合でも戦闘状態に入ってしまうのが面倒。
仲間AIの頭の悪さも相変わらず。本作では障害物に引っかかって進めなくなる事もあるので、その点は前作より悪くなっているかも。

前作よりは良くなっていますが、まだ気になる点の方が目立ちます。

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