ファミコン探偵倶楽部消えた後継者レビュー

ニンテンドースイッチ（Nintendo Switch）ファミコン探偵倶楽部消えた後継者レビュー・感想のページです。

公式サイト
配信日：2021年5月14日
対象年齢：C（15才以上対象）
コンテンツアイコン：暴力
評価：☆☆☆（星3.5個）
レビュー掲載日：2021年7月14日

ファミコン探偵倶楽部消えた後継者（前後編）のリメイク作品。
ファミコン探偵倶楽部Part2 うしろに立つ少女はスーパーファミコンで一度リメイクされていますが、本作のリメイクは初になります。
グラフィック・システム面が強化され、主人公を含めた登場人物全員がフルボイスになりました。（ボイスは全員、または主人公のみオフにする事も可能。）

ストーリーは全11章構成になり、一部のテキストが追加・修正されていますがファミコン版と内容はほぼ同じです。
フルボイスになったためか主人公の台詞の追加が少し多くなっています。
元々、それほど長いシナリオの作品ではないので声ありで進めてもクリアまでにそれほど時間はかかりません。

音楽はアレンジ曲とファミコン版の曲の両方が収録されており、オプションで変更可能。
一度クリアするとサウンドテストが解禁され、アレンジ版の曲が自由に聴けるようになります。

セーブ、ロード時間は非常に早い。

難易度は一部の重要な選択肢が黄色で表示されるようになったので、ファミコン版よりは優しくなっています。
あくまで一部なので、詰まって選択肢を総当たりになる事も結構あります。
3D迷路は健在ですがヒントを表示しながら進めるようになったため、こちらもファミコン版よりは難易度が低下しています。

気になるのはセーブデータを3つ＋オートセーブデータ1つしか残せない事か。
そこまでセーブデータが必要な作品ではないからかもしれませんけど。
どうせならクリア後は各章から始められるようにしても良かった気もします。

元の作品の雰囲気を壊さずに今の技術でうまくリメイクした作品と言えます。ファミコン版と違う所を比べても良いでしょう。

ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者 レビュー