カエルの為に鐘は鳴る レビュー

ニンテンドー3DS バーチャルコンソール カエルの為に鐘は鳴るレビュー・感想のページです。
公式サイト
配信日:2012年9月5日
対象年齢:A(全年齢対象)
評価:☆☆☆☆
レビュー掲載日:2021年9月9日

【攻略サイトリンク】
ゲームの里
グリモアの箱

1992年9月14日にゲームボーイで発売されたアクションRPG。
任天堂とインテリジェントシステムズが開発した作品で、公式のジャンルはアドベンチャーゲーム。
フィールドでは一般的なRPGの見下ろし方、ダンジョンでは2Dアクションの操作になります。、
主人公のサフレ王国の王子はレベルは存在せず、装備とセイントストーンと呼ばれる三種類の石を入手する事で強くなります。
また、ゲームを進めると主人公はカエルとヘビの姿に変身できるようになり、場所によって姿を切り替えていく事になります。

ストーリーはサフレ王国の王子(名前変更可能)とカスタード王国の王子リチャードはルックス、スタイル、おつむの程度も同じのライバル同志。
しかし剣術だけはサフレ王子はリチャード王子に勝てず、今日も練習試合でリチャードに負けてしまっていた。
そんな時、絶世の美女と呼ばれるティラミス姫が納めるミルフィーユ王国が悪の大魔王デラーリンが率いるゲルニアン軍団に占領されたとの知らせが入り、
二人はティラミス姫を助けるためにミルフィーユ王国へ向かう。

内容は明るくギャグ・パロディ要素が多い。
主人公は王子のためお金持ちであり最初は何事も金で解決しようとしていきますが、
根はお人よしの善人でノリも軽く、序盤のイベントで全財産を失ってもめげることなく物事を自力で解決していくため好感が持てます。
友人のリチャード王子やその他の登場人物も良い性格をしており、見ていて面白い。
デラーリンとのラストバトルですら軽い雰囲気で進みますが、なんだかんだで最後は熱い展開で決めてくれます。
そしてエンディングの最後のなにか含みのあるやり取りは色々な意味で必見。

音楽は軽快な曲が多く良いです。

難易度はそれほど高くありません。
敵とのバトルもオートなので装備とパワーアップアイテムなど必要な物がすべてそろっていれば負ける事はありません。
負けても最後に立ち寄った村や町の病院に戻されるだけです。
アクションも難所は殆どなく、主人公の操作性も良いので苦戦する場面はほぼありません。
ただ、溶岩やトゲと言った一度当たると体力がゼロになる仕掛けは当たると即病院送りにされるため、ミスした場所まで戻るのが面倒に感じます。
幸い、本作は移動中はいつでもセーブ可能なのでこまめにセーブしておけば大丈夫です。

まさに愛すべき良作といった感じの作品です。

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