JUDGE EYES:死神の遺言 新価格版 レビュー
プレイステーション4(PS4) JUDGE EYES:死神の遺言 新価格版レビュー・感想のページです。
公式サイト 発売日:2019年7月18日 対象年齢:D(全年齢対象・17才以上対象) コンテンツアイコン:セクシャル、暴力、ギャンブル、犯罪 評価:☆☆(星2.5個) レビュー掲載日:2019年9月18日 【攻略サイトリンク】 ジャッジアイズ攻略マップでご案内 ジャッジアイズ攻略wiki |
龍が如くスタジオが制作したアクションアドベンチャー。
主人公の探偵、八神貴之を木村拓哉さんが演じている事から「キムタクが如く」と呼ばれる事も。
龍が如くシリーズと同じ世界観であり、舞台は龍が如く6 命の詩。の後の神室町。
龍が如くシリーズの主要人物は登場しませんが、一部の人物を匂わせる物やサブキャラクターは登場します。知らなくても問題はありません。
大体のシステムは龍が如くシリーズとほぼ同じですが主人公が探偵のため、尾行や鍵開けなどの調査アクションが存在します。
新価格版は登場人物の一人の羽村京平の外見と声が変更され、一部の無料ダウンロードコンテンツが最初から収録された物になっています。
なお、初版版とはセーブデータの互換性がないのでご注意を。
ストーリーは三年前、弁護士の八神貴之は殺人事件の容疑者、大久保新平の弁護を担当し、裁判で大久保の無罪を勝ち取るも、
大久保はその後、恋人を殺害した挙句、部屋に火を放し、再び逮捕された。
この事件がきっかけで八神は弁護士を辞め、現在は探偵として兄貴分の海藤正治と共に、神室町で生活していた。
そんなある日、先輩弁護士の新谷正道から極道連続殺人事件の容疑者として逮捕された東城会の極道、羽村京平の弁護の手がかり探しの手伝いをする事になる。
始めは極道同士のもめ事だと思われていたこの事件だったが、やがて八神はこの事件の更なる奥に隠された闇に踏み込んでいくことになる。
内容はある病気の新薬に関係する者達の暗躍を八神が暴いていくと言う感じ。
探偵にして弁護士である八神でないとできないシナリオである事は確か・・・なのですが、
敵にヤクザが多いのでヤクザ同士の抗争があったり、黒幕が強すぎる権力に守られているせいで、
八神が犯罪同然の行動を取らざるを得ない状況が多くなってしまうのが、龍が如くを思わせてしまっているのでちょっとどうかと思います。
それでもシナリオ自体は良く、最終局面で散々こちらを欺いてきた敵を法廷で追い詰めたり、序盤から暗躍してきた殺し屋「モグラ」との決着シーンは熱い。
後はエンディングで一部のキャラクターがその後どうなったのかが語られていないのが残念な所。
音楽は普通。
セーブ時間は早い。オートセーブ対応でオートセーブ機能はオン・オフ切り替え可能。
ロード時間はマップを読み込む時やイベント前は結構待たされます。
難易度はバトルの難易度はイージーにすればそれほど難しくありません。
尾行や鍵開けの探偵アクションは慎重かつ細かい操作を要求されたり、探索では手がかりを見つけるのが難しかったりと、中々厳しい。
サブイベントなどのやり込み要素のコンプリートは条件が非常に難しい物もあり、困難を極めます。
難点はバトルで一部の攻撃を受けると体力ゲージが赤くなり普通の回復アイテムでは回復できなくなる致命傷が厄介な事。
直すには地下水路にいる医者に2万円払うか医者から買える医療キット(一番安い物で一つ4万円。)を使用しないといけません。
単純にお金がかかりますし、医者の所へ行くのも面倒。
八神と敵対する事になる不良集団である京浜同盟ですが、中盤以降になるとランダムで幹部が出現し、
そうなると京浜同盟のチンピラ達が大量に出現し、エンカウント率が大幅に上昇するという、これまた面倒な仕様も存在します。
そもそも探偵である八神と不良集団を無理に戦わせる必要はあったのだろうか。
ドラゴンエンジンを使用した3作目の作品なので大分良くなってはきましたが、まだまだ改善するべき点は多いです。
一つのゲームとしては十分遊べる作品なので、純粋にキムタクさん目当てで買っても良いでしょう。
ただし、尾行や鍵開けと言った忍耐力が必要な場面が多いので、その辺を楽しめるかどうかで本作の評価が変わります。
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