キングダム ハーツ2 ファイナル ミックス+ レビュー

プレイステーション2(PS2) キングダム ハーツ2 ファイナル ミックス+レビュー・感想のページです。
アルティメット ヒッツ キングダム ハーツ II ファイナルミックス+
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公式サイト(音量注意。)
発売日:2007年3月29日
対象年齢:A(全年齢対象)
評価:☆☆☆
レビュー掲載日:2013年6月27日

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キングダムハーツ2ファイナルミックス+攻略やっちゃう!
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キングダムハーツ2のファイナルミックス版。
さらにPS2用にリメイクしたキングダム ハーツ Re:チェイン オブ メモリーズも収録した作品。
以下、各作品のレビューを掲載。

キングダム ハーツ2 ファイナル ミックス
キングダムハーツシリーズの3作目。
1作目、チェイン オブ メモリーズをプレイしていないといきなり話についていけなくなるので注意。
ファイナルミックスで追加されたムービー(ボイスなし。)が所々で追加されています。
ファイナルミックスなのでボイスは英語ですが、条件を満たせばクリア後のシアターモードで日本語版のムービーを見ることが可能。
ファイナルミックスで追加されたムービーも日本語ボイスで見る事ができます。なら、なぜ最初から日本語にしなかったのか・・・

ストーリーはトワイライトタウンに住むロクサスは残り少ない夏休みを友人達と共に過ごしていたが、
見知らぬ少年の夢を見たり、街で自分にしか見えない現象が起こるなど、自分の周りだけ何かおかしい事に疑問を感じていた。
やがて、ロクサスが全てを知ったとき、彼の夏休みは終わりを告げる。
そして、忘却の城での出来事から1年後、ソラ、ドナルド、グーフィーは目を覚まし、新たな敵、ノーバティとそれを率いる13機関との戦いに挑む。

内容はわかり辛い部分もありますが、基本的には良いです。
本作で3人の当初の目的が達成され、物語はとりあえず一区切りを迎えます。
一作目よりFFキャラが増えましたが、特に必要性を感じないキャラクターが多い上に、
性格が悪い方向に改変されていてファンサービスにもなっていないキャラクターが存在するのはどうなのか。

音楽は良い。

セーブ時間は普通程度。ロード時間は早い〜普通程度。

難易度は基本的にそれほど高くありませんが一部、非常に強い敵が存在します。
一作目同様、ラスボス戦が長い上に、連打を要求される場面があるので指が痛くなります。
地図を入手すればミニマップが表示されるようになり、フィールドも全体的に簡略化され、
ジミニーメモを見れば次はどうすればいいのかわかるようになったので、
一作目のような「次はどうすればいいのかわからなくなった」という状況になる事は大幅に減りました。

各ワールドの移動は今回もグミシップですが、
グミシップのシューティングゲームは一作目より面白くなっているので、シューティングゲームが大嫌いでなければ楽しめるはず。
しかし、エディットシステムは今回も最後まで理解できず。
今回は一度クリアしたステージは条件なしで素通り可能。

まだ問題は残っていますが、前2作よりは確実にプレイしやすくなっています。


キングダム ハーツ Re:チェイン オブ メモリーズ
キングダムハーツシリーズの2作目。PS2版はグラフィックが3Dになっています。
アクションゲームですが、カードを使って闘うのでアクションカードバトルゲームと言える作品。
外伝作品扱いですが、正式な続編なので前作をプレイしていないとわからない部分が多いです。
なお、こちらのボイスは日本語です。

ストーリーは前作の旅の後、王様とリクを探すため、長い草原を歩いていたソラ、ドナルド、グーフィー。
そこへ黒いコートの男が現れ「お前に必要なものがこの先にある。ただしそれを手に入れるには、大切な何かを失うことになる。」と言い残し姿を消す。
男の後を追った先にあったのは巨大な城。そこは手に入れるかわりに失い、失うかわりに手に入れると言われる忘却の城だった。
この城で王様とリクに会えるかもしれないと思った3人は城の中に足を踏み入れる。
一方、闇の世界に残されたリクも光と闇の狭間で目を覚ます。謎の声に導かれるまま、リクは忘却の城の地下に姿を現した。

ストーリーの都合上、前作で訪れたディズニーの世界を再び訪れる事になりますが、
やっている事は前作の簡略版に本作独自の要素を少し追加と言った感じで、面白いと言えるかどうかは微妙な所。
本作のメインとなるナミネや13機関のエピソードは序盤から頻繁に挿入されますが、話が本格的に動き出すのは後半になってから。
こちらの内容は悪くありません。

本編をクリア後、リクが主人公のリク編をプレイする事が可能になります。
リク編は最初のホロウバスティオン以外のディズニーの世界ではイベントが一切なく、ボスを探して倒すだけなのでソラ編以上に面白くありません。
前作では出番が殆どなかった王様ことミッキーマウスもリク編では出番が多い。

音楽は前作の使い回しが殆ど。
新曲ではトワイライトタウンの曲が良い。

セーブ時間は普通程度。ロード時間は早い〜普通程度。

難易度は序盤はそれほどでもないですが、後半になるとビギナーモードでも辛い。
後半のボスはHPが異様に高く、ストック技(必殺技)はブレイク必須の仕様なので、自力で回避するのは絶望的に厳しい。
一番難易度が簡単なはずのビギナーモードもこの調子なので困る。
システムの都合上当然ですが、カードがないと通常攻撃すら出せなくなるので、ジリ貧状態に陥る事も。

リク編ではデッキがエリアごとに固定なので、場合によっては悲惨なデッキでの戦闘を強いられる。
デュエルやDモードといったリク編独自のシステムを理解して使いこなさないとクリアは無理です。
ケアルがないので回復手段が限られるのも辛い。

今回はエンカウント方式がシンボルエンカウントに変更されています。
回避自体は難しくないですが、先へ進むためのマップカードを入手するために嫌でも闘わないといけない事が多いのであまり意味はない。

難点はフィールドでのターゲット機能の性能が悪く、
敵へ先制攻撃を仕掛けたいのに近くのオブジェクトを攻撃してしまう事が多い事。
ただでさえ、敵との距離感がつかみにくいので、先手を仕掛けるのがさらに難しくなっています。これは何とかならなかったのか。

バトルシステムに慣れるかどうかで評価が変わる作品。自分には全くあっていませんでした。
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