魔女と百騎兵 レビュー

プレイステーション3(PS3) 魔女と百騎兵レビュー・感想のページです。
魔女と百騎兵 (通常版)
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公式サイト(音量注意。)
発売日:2013年7月25日
対象年齢:C(15才以上対象)
コンテンツアイコン:セクシャル、暴力、ギャンブル、犯罪
評価:☆☆☆
レビュー掲載日:2016年6月6日

【攻略サイトリンク】
魔女と百騎兵 攻略の虎
http://kagerog.blog57.fc2.com/blog-entry-1203.html
魔女と百騎兵 攻略wiki

日本一ソフトウェアから発売されたダークファンタジーの世界を舞台に繰り広げられるアクションRPG。
やり込み要素は少なく、ストーリー重視の作品になっています。

ストーリーはニブルヘンネに住む沼の魔女メタリカは森の魔女マーリカと100年もの間争っていた。
メタリカはマーリカと決着をつけるため、伝説の魔神「百騎兵」を召喚する。
召喚されたのは予想とは違うちんちくりんな姿の百騎兵だったが、
今まで自分がどんな手段を使っても壊せなかった「ピラー」を壊した事で百騎兵の力を信じ、
森の魔女マーリカを倒し、世界を沼で満たす事を百騎兵に命令する。

内容はダークファンタジーだけあって、日本一ソフトウェアの作品にある黒い部分が前面に出ています。
敵は基本的に性格が下品かつ外道な奴が多く、とんでもなく下品な会話シーンもあります。
これ、よく15歳以上対象で済んだな・・・と思えるシーンもあるくらいです。
そして同時に悲惨で報われない末路を迎える事も多いです。ほぼ自業自得ですが。

肝心のシナリオは前半はやや地味ですが、話が進んでいくにつれて気になる部分が多くなり、
後半にそれらの伏線が明かされていき、最終的に衝撃の真実が明らかになります。
エンディングは3種類ありますが、ノーマルエンドとトゥルーエンドはストーリーが途中で終わってしまうので、
最後までストーリーを進めるにはバッドエンドの条件を満たさないといけません。この辺が他の作品とは違う所ですね。

音楽はかなり良い。
特に拠点とステージクリア時のランランソングが耳に残ります。

セーブ時間は早い。
ロード時間は日本一ソフトウェア恒例のゲーム開始時に長い読み込みが入り、
ゲーム中はほぼゼロ・・・と思いきや、所々で長い読み込みが入ります。
開始時の長い読み込みは何のためにあるのか。

難易度はノーマルモードでも高めなので、
最初は無理せずに拠点にいるNPCと話してイージーモードであるカジュアルモードにした方が良いです。
ただし、無料配信の追加パッチが必要なのでネット環境がないとカジュアルモードには出来ないのでご注意を。
カジュアルモードでも12章以降は難易度が跳ね上がります。
とにかく敵が強い上に強い装備を敵を倒して入手しないといけないので、下手するとかなり粘る事になります。

難点はマップが見辛い事。特に森のマップは木が邪魔でどこが道なのかわかりにくいです。
単純に暗くて道がわかりにくいダンジョンがあるのも難点。
おまけに12章になると全ての場所が暗くなってしまうので進むのも一苦労。
一番の問題点はフリーズする確率が結構高めな事。セーブはこまめにしましょう。

システム面に問題がありますが、ダークファンタジーに興味がある方はぜひどうぞ。
他の作品では中々見る事ができない世界が待っています。
今買うなら追加要素のあるPS4版の「魔女と百騎兵 Revival」の方が良いかもしれません。

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