スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神1&2 レビュー

プレイステーション・ポータブル(PSP) スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神1&2レビュー・感想のページです。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神I&II (初回限定生産)
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公式サイト(音量注意。)
発売日:2012年1月12日
対象年齢:B(12才以上対象)
コンテンツアイコン:セクシャル、恋愛、暴力(魔装機神1)
セクシャル・恋愛(魔装機神2)
評価:☆☆☆(星3.5個)
レビュー掲載日:2012年2月4日

【攻略サイトリンク】
魔装機神2 攻略
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神1&2 攻略Wiki

1996年にスーパーファミコンで発売されたスーパーロボット大戦外伝 魔装機神の続編。約16年ぶりの続編です。
初回限定版には2010年にニンテンドーDSで発売されたスーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神のPSP版も付属されています。
以下、各作品のレビュー。


スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
ニンテンドーDS版にはなかったキャラクターのボイスが収録されています。
本作で初めてボイスが付いたキャラクターも多い。

ストーリーはスーパーファミコン版と殆ど同じですが、こちらはOGシリーズの世界観と合わせているので、
第一章はOG1の前、第二章はOG外伝以降という設定になっています。
OGシリーズは旧シリーズのスパロボEXの部分に当たるストーリーが再現されていないので、
スパロボEXをプレイしていないと第二章で展開が理解できない場面もあり、その点は不親切。

音楽は非常に良い。
ただ、戦闘シーンをオンにしていると同じ曲でも毎回曲の最初から流れるのが気になる。これは2でも同様。

セーブ、ロード時間はデータインストールすれば早い。しない場合は少し読み込む。
しかし、クイックロードはPS1時代のスパロボ並に遅い。
ちなみに、本作のデータがあっても2で特典があるわけではないのであしからず。

難易度は基本的にスーファミ版と同じですが、二回行動が可能になるレベルが全体的に遅くなっているので後半の難易度は変化しています。
味方も遅いですが敵はさらに遅い。最終面まで二回行動する敵が出現しない事も。
まあ、攻撃重視の本作で敵に二回行動されると機体を最大まで改造していてもあっさり撃墜されてしま事が多いので、これで正常なのかも。
クリアボーナスは他のスパロボとは違い、100万+所持金全て。
使用済みの資金は戻ってきませんが、それでも多額の資金を持ち越せるので、2周目以降のプレイが非常に楽になりました。
とは言え、本作は攻撃重視のゲームなので機体をフル改造していても、
かなりのダメージを受けてしまう事が多いので油断は禁物です。

難易度が低下したので、遊びやすさの点ではスーファミ版よりこちらの方が上です。
何か、寂しい気もしますが。


スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神2 REVELATION OF EVIL GOD
援護攻撃・防御、キャラクターの育成など、近年のスパロボシリーズのシステムが採用されています。

ストーリーは前回の戦いを終え、一時の平穏が訪れたラ・ギアス。
戦いの後、ラングランはラ・ギアス聯盟の元に独立組織「アンティラス隊」を結成。
マサキ達もアンティラス隊の一員となり、新たに現れたラ・ギアスの平和を脅かす者達との戦いに挑む。

前作の特定のルートの続きと言う訳ではなく、前作のルートを全てごちゃまぜにした状態での続きになっています。
(作中でもその事に触れられている。)
前作から本作が出るまでの現実の時間は約16年経過していますが、作中では前作の戦いから1〜2ヶ月しか経過していません。
スパロボEXのキャラクターが何人か再登場するのも特徴。覚えている人は何人いるだろうか。
続編への複線なのか、一部の敵キャラクターとの決着はつかず、黒幕的な人物は殆ど出番がないまま終わります。
見所のあるイベントも多いですが、続編への複線も多いのが困りもの。

音楽は前作のアレンジが多い。
新曲ではセニアのテーマ曲「情熱のプリンセス」が良い。

セーブ、ロード時間はデータインストールすれば早い。
しない場合は前作より遅いのでデータインストールした方が良いです。
クイックロードは前作同様遅い。

難易度は前作より低下。
ボスのHPは最終的に前作より高くなり、側面・背面のダメージ倍率は前作より低いですが、
二回行動が廃止され、前作より敵の回避スキルが低くなっている(全くない敵もいる)ので結果的には楽になっています。
ちなみにこちらの受けるダメージは前作とあまり変わっていないので、
機体をフル改造しても敵の集中攻撃を受けるとあっさり撃墜されるのは相変わらず。
なお、難易度が低くなったとは言え、魔装機神&ヴァルシオーネRがいないマップや
説得のために強敵ぞろいの敵陣に突っ込まないといけないマップもあるので油断は禁物。

難点は先程、一部の敵キャラとの決着がつかないと表記しましたが、
ルートによっては何の説明もなくフェードアウトしてしまうので、その点はもう少しなんとかして欲しかった。
本作初登場のライバルキャラクターのエランですらルートによっては中盤で何の説明もなく登場しなくなってしまう。
母艦のフリングホルニを使用できる場面が非常に少ないのも寂しい。いたらいたで邪魔になる気もしますが。

昔と今の様々な要素が合わさった感じのゲーム・・・と言った感じ。
色々書きましたが、続編が発売されたのは純粋に嬉しいです。
果たして3はどうなるのだろうか。
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