メルルのアトリエ 〜アーランドの錬金術士3〜 DX レビュー
プレイステーション4(PS4) メルルのアトリエ 〜アーランドの錬金術士3〜 DXレビュー・感想のページです。
公式サイト 発売日:2018年9月20日 対象年齢:B(12才以上対象) コンテンツアイコン:セクシャル 評価:☆☆☆ レビュー掲載日:2020年4月2日 【攻略サイトリンク】 表裏一体 生臭坊主のゲームメモ メルルのアトリエPlus 攻略wiki |
アトリエシリーズ13作目にしてアーランドシリーズ三作目の「メルルのアトリエ Plus」の移植版。
DX版では有料追加コンテンツが全て収録されており、さらに数種類の衣装も新規に追加されています。
舞台は前作トトリのアトリエのトゥルーエンディングから一年後。
ストーリーは辺境にある小さな国アールズ。この国は5年後にアーランド共和国に併合が予定されており、その準備が行われていた。
そのためにアーランドから優秀な人物達がアールズを訪れており、その中の一人に錬金術士のトトリもいた。
ある日、アールズの王女メルルはトトリの錬金術を見て感激し、押しかける形でトトリの弟子になる。
父親の国王デジルからは反対されるが「3年後までに王国の人口を3万人以上にする事」を条件に許可される。
自分の夢とアールズのため、メルルの錬金術士としての生活が始まった。
目的は錬金術の力でアールズを開拓していく事。プレイ期間は前作同様5年。(3年+2年。)
本作は二周目以降でないと発生しないイベントや見る事が出来ないエンディングがあるので、本番は二周目以降になります。
イベントスキップがない(テキスト早送りはある。)本作では面倒な仕様ですが…。
前作までの登場人物はロロナ、トトリ、ステルク、ジーノ、ミミ、ハゲル、パメラ、ちむ、フィリー、ペーターが登場。
さらにロロナのアトリエからアストリッド、ホム(男女共に登場。)、エスティ、ジオが再登場。
戦闘メンバーに加わるのはロロナ、トトリ、ステルク、ジーノ、ミミ、エスティ、ジオ(二周目以降。)
内容はアールズを発展させながらメルルが成長していくというほぼ王道展開。
しかし、過去作のキャラクターの扱いが悪く、妄想癖が悪化しているフィリー、年齢と未だに結婚できない事を気にしすぎて神経質になっているエスティ、
騎士魂が悪い方向に暴走して他所の国のアールズにまで迷惑をかけているステルク、幼児化したせいで精神面の成長が描かれないロロナ、
「三十路のロロナなんて見たくない」という意味の分からない理由でロロナを幼児化させたアストリッドなどは笑えない。
(三十路のロロナを見たくないというのは正確には制作スタッフの我儘なのですが。)
エンディングはマルチエンド。トゥルーエンド扱いなのは「錬金術士!」エンドになっています。
選択式ではないので、自分でエンディングの優先度を把握して、数値を調整しないといけません。
次回作のアーシャのアトリエ以降はエンディングが選択式になったので、自分で調整する必要があるのは本作が最後になりました。
なお、クリア後に新ロロナのアトリエ及びロロナのアトリエ DXの延長戦に繋がるエピソードと延長戦終了後のエピソードを見る事が可能です。
こちらは「お待たせ」エンドの後の話のため、このエンディングが正史になっている模様。
音楽は安定のガストクオリティ。
セーブ、ロード時間は早い。
難易度は前作より敵が弱体化し、参考書にかかるお金が少なくなっているおかげで資金面も余裕ができたので、
一周目でノーマルエンドにたどり着くのも十分可能なレベルに低下しました。後半は装備の作成や量販店で大量にお金がかかりますが。
トゥルーエンドにたどり着けるのは必ず二周目以降になるので、一周目で出来る限り準備をしておきましょう。
本作では開拓装備(探索装備)も引き継ぎ可能になったので、二周目以降はかなり楽になります。
システム面がトトリのアトリエより良くなり、より遊びやすくなりましたが、一部のキャラクターの扱いの悪さは気になる所。
三作目なのでアーランドシリーズも終了、と思いきや・・・。
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