moon レビュー
ニンテンドースイッチ(Nintendo Switch) moonレビュー・感想のページです。
公式サイト 配信日:2019年10月10日 対象年齢:A(全年齢対象) 評価:☆☆(星2.5個) レビュー掲載日:2019年10月15日 【攻略サイトリンク】 ゲーム攻略走り書き グリモアの箱 |
1997年にプレーステーション1で発売されたリミックスRPGアドベンチャーゲーム「moon」のニンテンドースイッチ移植版。
PS1版ではモノラル音声しかなった曲がステレオ音声になった事以外は変更点はないとの事。
ストーリーはある日の夜、主人公の少年はテレビゲーム「FAKE MOON」をプレイしていたが、
母親に怒られてしまい、やむを得ずゲームを中断して眠る事にする。
しかし、電源を消したはずのテレビの電源がつき、主人公はテレビの中に吸い込まれてしまう。
そして、主人公がたどり着いたのはFAKE MOONの世界「ムーンワールド」だった。
謎の女性のお告げでこの世界での主人公の役目は「ラブ」を集め、光の扉を開く事と聞いた主人公はラブを集める旅に出る事に。
本作のテーマは「アンチRPG」であり、勇者が迷惑な存在であるなど、所々で従来のRPGを皮肉った部分が存在します。
ムーンワールドの住民も個性派ぞろいであり、中には黒い設定を持つ人物も存在するため、透明人間が服を着て歩いている主人公が地味に見えます。
また、作中での台詞である「扉を開けて」は非常に重要な意味を持っており、これの意味に気付くかどうかが結末を決める事になります。
その結末はRPGどころか、本作の存在自体を否定しかねない。
音楽は基本的には流れず、所持しているMD(ムーンディスク)を再生して好きな曲を流す事が出来ます。
セーブ、ロード時間は早い。
難易度はラブレベルが低い序盤は注意が必要。
序盤の内は夜中に歩き回るのが困難なほど体力が低く、注意しないとあっさり体力がゼロになり、ゲームオーバーになってしまいます。
体力の心配がなくなった後も自由度が高くてどこに行って何をすればいいのかわかりにくかったり、、所々のイベントや謎解きがかなり難しい。
ラブを手に入れるイベントの中には運が必要とされるものがあるため、完全クリアを目指すとなると無駄に厳しくなるのも辛い。
ラブレベルを最高まで上げてもイベントは変化しないので、完全に自己満足で済むのが救いか。
世界観を楽しむ作品なので、本作の世界観をどれだけ良いと思えるかで評価が分かれます。
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