ナルキッソス SIDE 2nd レビュー

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評価:☆☆☆☆
レビュー掲載日:2007年5月24日
(レビュー更新日:2016年5月7日)

ナルキッソスシリーズの2作目。
前作の約6年前が舞台。

ストーリーは1999年の夏、セツミは入院と退院を繰り返す生活を送っていた。
ある日、病院へ通院したセツミは7階の入院患者である姫子と出会う。
この出会いがきっかけで二人は友達になり、セツミは姫子が「死ぬまでにしたい10のこと」の残り3つを一緒に叶えていく事になる。
こうして、二人の最初で最後の長い夏が始まった。

内容は前作同様暗いですが姫子の性格が基本的に明るいので序盤はある程度微笑ましいシーンがあります。
後半は当然ながら完全にシリアスになります。
本作をプレイした後に改めて前作をプレイしてみると姫子の存在がセツミにどれだけ影響を与えたのかがわかります。

音楽は良い。

前作同様、選択肢はないので最後まで読めばエンディングまでたどり着けます。

まもなく死ぬ者と後に同じ場所へ行く者、そしてその周りにいる人達との交流を描いた作品です。

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