ナルキッソス スミレ レビュー

PCゲーム ナルキッソス スミレレビュー・感想のページです。
公式サイト
発売日:2015年12月
対象年齢:全年齢対象
評価:☆☆☆(星3.5個)
レビュー掲載日:2015年5月7日

ナルキッソスシリーズの5作目。
ナルキッソス SIDE 2ndの4〜5年後、ナルキッソス1の1〜2年前が舞台です。

ストーリーは幼いころから引きこもり生活を続けてきた高坂スミレ。
気がつけばそんな生活を10年近く続けていた。
そして22歳の夏、スミレは自分の余命が残り僅かだと告げられ、病院のホスピスの「7階」行きが決まってしまう。
振り返れば自分の人生には何もなかった事に気付いたスミレは、
同じく入院生活をしている女性あかりを自分の生きた証人に選ぶ事を決める。
あかりに自分が生きていたかどうかを判断してもらうために・・・

内容は本編のスミレシナリオとあかりシナリオに分かれています。
本作に登場するあかりはねこねこソフトの「すみれ」に登場する篠原あかりと同一人物であり、
彼女の事をわかるようにするため、あかりシナリオはすみれのシナリオの一部分がそのまま使われています。
すみれを未プレイの方はまずあかりシナリオからプレイした方が良いでしょう。
すみれをプレイ済みなら最初からスミレシナリオを初めても大丈夫です。

音楽は良い。使用されている曲は過去シリーズとすみれの曲が多め。
エンディングで流れる「Dear friend」はまさにこのシリーズを表していると言える歌。サウンドモードがないのが残念。

毎度の事ながら選択肢はないので読み続ければ必ずエンディングまでたどり着けます。

何もせずに死が決まってしまった者と目を閉じた世界を選んだ者の交流を描いた作品。

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