ロックマンゼロ4 レビュー

ゲームボーイアドバンス（GBA）ロックマンゼロ4レビュー・感想のページです。

ロックマンゼロ 4 [WiiUで遊べるゲームボーイアドバンスソフト][オンラインコード]

アマゾンで購入。

公式サイト（音量注意。）
発売日：2005年4月21日
対象年齢：全年齢対象
評価：☆☆☆（星3.5個）
レビュー掲載日：2014年9月27日

【攻略サイトリンク】
Prism Fighter
ROCKMAN LAB
2ch ロックマンゼロシリーズ攻略 @ Wiki

ロックマンゼロシリーズの4作目にして最終作。
天気によってステージ難易度が変わるウェザーチェンジシステム、敵のパーツからチップを作り出すアイテム・レシピ・システムが初登場。
サイバーエルフも多数のエルフを成長させるシステムから1種類のエルフに様々な能力をコピーして使用するというシステムに変更されました。
そして、シリーズ初のイージーモードが登場。ゼロが圧倒的に有利な状態でプレイできるので、アクションが苦手なプレイヤーも安心です。
ただし、サイバーエルフの成長に制限があったり、EXスキルが入手できないなどの制限があるので注意。

ストーリーはゼロ達は荒野に逃げ延びた人々やレプリロイドを救うため、大型トレーラーで各地を転々としていた。
ある日、ゼロ達はレプリロイドに襲われていたキャラバンと出会い、彼らを救出する。
そして、キャラバンを率いるリーダー、ネージュから今のネオ・アルカディアは悪の科学者ドクターバイルが支配しており、
バイルに逆らう者は人間、レプリロイド関係なしに始末されていると言う、今のネオ・アルカディアを現状を聞かされる。
ネージュ達のキャラバンはバイルの支配から逃げ延びるためにネオ・アルカディアを抜け出し、エリア・ゼロにある人間達の集落を目指していた。
キャラバンの後を追ってエリア・ゼロにたどり着いたゼロは
そこでバイルの作り出したレプリロイド「アインヘルヤル八闘士」と八闘士を率いる隊長クラフトと出会う。
彼らは地上に残った自然環境への同時攻撃、そしてもっとも自然の残る台地であるエリア・ゼロを破壊する「ラグナロク作戦」を開始しようとしていた。
バイルの野望を阻止するため、ゼロの最後の戦いが始まる。

本作では今までの舞台だったレジスタンスベースを離れているので味方のレプリロイドの数が今までより少ないです。
そのかわりにシリーズでは珍しく人間が登場し、今までの戦いが彼らにどうような影響を与えていたかが語られるので、今までとは雰囲気が少し違います。
内容は良いですが、四天王が全く登場せず、彼等がどうなったのかは完全にスルーされているので消化不良な所はあります。
ボイスも前作からより強化され、冒頭のナレーションにもボイスが収録されています。

音楽は前作から一新されており、使いまわしはほぼ存在しません。
エンディングでは主題歌が歌い出しだけですが流れます。

難易度は当然ながら高い。
とは言え、パーツやサイバーエルフでトゲや溶岩の即死トラップのダメージを大幅に減らせたり、穴に落ちても引き上げてくれるようにできるので、
この2つを使用すれば大分楽になります。もちろん、あえて使用せずに厳しい道を進むこ事も可能です。

本作ではシリーズで初めて序盤の8ステージを最初から自由に選択できるようになったのが大きい。これで攻略の幅が大きく広がりました。
ただし、4ステージをクリアすると強制ステージが現れ、そこをクリアしないと序盤の8ステージには行けなくなるので注意が必要。

ボスの中ではクラフトが初見では回避が難しい攻撃を次々と仕掛けてくるので非常に厄介。
それ以外のボスもかなり手強い。弱いボスは本当に弱いですが。
今までのロックマンゼロシリーズではラスボスが微妙な強さでしたが、本作のラスボスは全3作のラスボスより遥かに強い。
特に第二形態は厄介な攻撃が多く、弱点のコアを防御する上に、制限時間以内に倒さないといけない言う辛い状況下で戦わないといけません。
倒すだけならなんとかなりますが、高いランクを取るには相当苦労するのではないでしょうか。

良くも悪くもシリーズ完結です。ゼロの長かった戦いもこれで終わり・・・でしょうか。
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