龍が如く0 誓いの場所 レビュー
プレイステーション4(PS4) 龍が如く0 誓いの場所レビュー・感想のページです。
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公式サイト 発売日:2015年3月12日 対象年齢:D(17才以上対象) コンテンツアイコン:セクシャル、暴力、ギャンブル、犯罪 評価:☆☆☆(星3.5個) レビュー掲載日:2018年4月1日 【攻略サイトリンク】 ゲーム攻略マン 龍が如く0攻略マップでご案内 龍が如く0 最速攻略wiki |
龍が如くシリーズのナンバリングタイトルの6作目。
龍が如く1から17年前の1998年、バブル景気で狂喜乱舞していた東京・神室町と大阪・蒼天堀で起こった事件を、
まだ若い頃の桐生一馬と真島吾朗の二人の主人公の視点で描かれます。
本作のコンセプトは金・女・暴力。特に金が重要で主人公の能力強化やサブイベントなどで大量に必要となります。
なお、エンディングで龍が如く1以降のネタバレが多く登場するので注意。
ストーリーは東京・神室町で桐生一馬は恩師の後を追って関東最大の暴力団「東城会」に入り、
「堂島組」の一員として借金取りのアルバイトで生計を立てていたが、特に夢や野望もなく、日々を淡々と過ごしていた。
一方、大阪・蒼天堀では赤字続きのキャバレー「グランド」をわずかな期間でナンバー1店に押し上げた真島吾朗は
夜の帝王と称されるほどの人物となっていたが、その実態は東城会の「嶋野組」に立てついた罰として極道社会から追放され、
関西最大の暴力団「近江連合」の「佐川組」に飼い殺しにされている状態だった。
それでも刑務所にいる兄弟分の帰る場所を作るべく、極道に復帰するためにこの苦痛の日々を耐え忍んでいた。
先の見えない日々を過ごしていた二人だったが、ある日「カラの一坪」と呼ばれる土地を巡る紛争が始まり、桐生と真島もその紛争に巻き込まれる事になる。
そして、この事件がきっかけで後に伝説の龍と狂犬と呼ばれるようになる二人の極道が目覚める事になる。
本作は龍が如く1から17年前が舞台なので、現在では死亡してしまった人物も多く登場します。
特に龍が如く1で敵対する事になってしまった桐生の幼馴染で兄弟分の錦山は本作では桐生の兄弟として桐生の身を案じており、
この二人は本当に兄弟と呼べる仲だったんだな・・・と思わせてくれます。
現在では相当の実力者となっている桐生と真島の二人も、本作ではまだ若いので腕っぷしの方はともかく、精神面では弱い部分が目立ちます。
特に真島は狂犬の一面が殆どなく、(戦闘スタイルで少し見られるくらい。)
むしろキャバレーやキャバクラの支配人となっているので、紳士的な一面の方が多く見られます。
仕事以外でも普通に良い人なので、優しく紳士的で女性にもてまくる真島の兄さんが見れるのは本作くらいでしょう。
そんな未熟だった二人もこの事件で様々な人々の生き様を見ていく内に成長し、龍と狂犬に目覚めて挑む最終決戦は非常に熱い。
音楽は良い。特に桐生と何度も戦う事になる久瀬大作のテーマ曲「怨魔の契り」が良いです。
カラオケでは真島の兄さんの歌う24時間シンデレラが好きです。
セーブ、ロード時間は普通程度。
本作ではセーブがアジトや公衆電話といった決められた場所でしかできない仕様に戻ってしまいました。
公衆電話の数自体は多いので、かなりの距離を走らされる事はほぼなくなりましたが、それでも不便になった事に変わりはありません。
なお、本作ではナンバリングタイトルでは久しぶりにプレミアム・アドベンチャーからクリアデータを作成する事が可能になりました。
難易度はイージーなら難しくありません。
本作はバブル景気の時代が舞台なので入手できるお金の額がインフレを起こしており、
回復アイテムをまとめ買いするくらいのお金はすぐに溜まります。
こちらに絡んでくる敵は神室町より蒼天堀の方が多め。
ただ、本作では途中からお金をばらまいてエンカウントを回避する事が可能なので、
これまでよりはエンカウント回避が簡単になりました。
難点はミニゲームに勝たないと達成できないサブイベントがまた復活してしまった事。
ここまで過去に戻らなくても良いんですけど。
また、シナリオが進むと二人の主人公同士で所持金や回復アイテムの受け渡しが可能ですが、装備品が受け渡しできないのが不便。
まさに二人の男の伝説の始まりを熱く描いた作品です。シナリオの熱さはシリーズでもトップクラス。
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