シェンムー3 レビュー
プレイステーション4(PS4) シェンムー3レビュー・感想のページです。
公式サイト(YsNet) 公式サイト(DeepSilver) 発売日:2019年11月19日 対象年齢:B(12才以上対象) コンテンツアイコン:暴力 評価:☆☆(星2.5個) レビュー掲載日:2020年7月28日 【攻略サイトリンク】 シェンムー3 攻略まとめWiki ゲーム攻略情報局 オルハチブ シェンムー3 攻略Wiki |
シェンムーシリーズの三作目。前作から約18年ぶりの続編です。
前二作のストーリーを振り返るムービーが収録されているので、本作から始めてもそれほど問題はないと思います。
細かい所が気になるならシェンムー1&2をプレイしてください。
発売前からの情報通り、本作でも物語は完結しません。またシェンムー1&2のシェンムー2のクリアデータを引き継ぐ事はできません。
ストーリーは前作のエンディング後、涼と莎花(シェンファ)は行方不明になった莎花の養父で石彫師の袁(エン)を探すために白鹿村を回る。
やがて涼の持つ鳳凰鏡と石彫師を探しているゴロツキ達が村で暴れまわっていると聞きゴロツキ達と接触するが、
涼はゴロツキ達のボスに敗北してしまう。ゴロツキ達から情報を得るために涼はさらなる修行に励む。
内容はいつものシェンムー通り世界観は良いのですが、情報収取で歩きまわされるのが主で話が中々進みません。
そもそも本作のシナリオは完全にパターン化されており、これが非常に良くない。
「莎花の養父の事をしっているゴロツキ達の居場所探し」→「ようやくゴロツキ達を見つけて雑魚は倒すがボスに二回敗北」→
「無駄に値段の高いアイテムを購入し奥義をを習得」→「習得した奥義でゴロツキのボスを倒す」の流れを二回繰り返すだけです。
おかげでシナリオは長くないのに負けイベントが四回(ラスボスを含めると五回)もあるという嫌な展開。
エンディングも一応の目的は果たせますが、涼たちの戦いはまだまだ続くといった感じで終わりが見えず、すっきりしません。
良いと思えたのは前二作で出番が少なかった莎花がようやくヒロイン扱いされていたり、
これまで登場したキャラクター達に電話をかけられる事でしょうか。
例の如く時間制限があり、7月31日までにクリアしないとゲームオーバーです。
ゲーム開始は3月20日からなので期間は約4か月。ゲームオーバーになる方が難しい。
音楽は良い。これまでのシリーズより使用されている曲数も多いです。
どうやら前二作で使用されていなかった曲が多く使用されているらいしいです。
セーブ時間は早い。オートセーブにも対応しています。
手動セーブの時は毎回、新しいセーブデータ作成にカーソルが合わさっているのは謎仕様。
ロード時間はゲーム開始時は遅めですが、それ以降は早い〜普通程度。
難易度は戦闘はイージーにすればそれほど難しくありません。
QTE(クイックタイムイベント)は入力時間が非常に短く、初回で成功させるのは難しい。
失敗すると入力時間が長くなる救済処置はありますが。
本作はクリアするために二回ほど値段の高いアイテムを買わないといけないのにお金が稼ぎにくい。
ギャンブルも木札を集めて商品と交換するという仕様に変更されたため、前作より効率が悪くなっています。
とは言え、クリアするだけなら地道にアルバイトを続けていれば不可能な額というわけではありません。
難点は移動や時間経過の度に体力を消費する事。走ると消費速度が速くなります。
体力が減ると走れなくなり、戦闘にも支障がでます。回復アイテムはありますが値段が高め。
あちこち探索しないといけない本作においてこの仕様は不便以外の何でもありません。なぜ今更ここだけリアルにしたのか。
戦闘システムは必殺技が五種類までR2ボタン一つで出せるようになったりと良くなっている部分もありますが、
投げ技がすべて削除されているというまさかの仕様。そのため、本作の涼は打撃技しか使えません。
おかげで前作で秀瑛さんに教わった閻王三点手は一度も戦闘で使用できずに消滅してしまった事に…。
良くも悪くもシェンムーと言った感じです。
ここまで世界観の雰囲気が変わっていないのはすごい。一方で悪い所も変わっていませんが。
話が全然進んでいないのは普通に問題なので、次回で完結か終わりそうな所まで進めないとさすがにまずい。
私を含めたプレイヤー達もいつまで待てるかわかりませんからね…。
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