ソフィーのアトリエ 〜不思議な本の錬金術士〜 レビュー
プレイステーション4(PS4) ソフィーのアトリエ 〜不思議な本の錬金術士〜レビュー・感想のページです。
公式サイト(音量注意。) 発売日:2015年11月19日 対象年齢:B(12才以上対象) コンテンツアイコン:セクシャル 評価:☆☆☆ レビュー掲載日:2019年12月9日 【攻略サイトリンク】 攻略の缶詰 表裏一体 ゲームとかやろうか |
アトリエシリーズの17作目であり、不思議シリーズの一作目。
新シリーズ一作目のためか、システム面はシンプルになっています。
新たな要素として朝・昼・夜と言った時間帯や晴れや雨と言った天候の要素が追加。時間や天候によって採取物や魔物が変化します。
日数や時間は存在しますが、時間制限はありません。
ストーリーはキルベン・ヘルという街に駆け出しの錬金術士の少女ソフィーが住んでいた。
今は亡き祖母に教わった錬金術の上達を目指しているものの、錬金術の先生も参考書もないソフィーは日々失敗を繰り返していた。
そんなある日、ソフィーは遺志を持ち、言葉も話す事の出来る錬金術の本、プラフタと出会う。
プラフタは記憶を失っており、ソフィーに錬金術のレシピを書き込んで貰う事で記憶を取り戻す事が出来ると言う。
ソフィーはプラフタの記憶を取り戻すため、プラフタから錬金術を学びながら錬金術の腕を磨いていく。
内容はソフィーが錬金術で仲間や街の人達の願いを叶えながら成長していくと言った感じ。
シナリオのテーマは「夢」。これは不思議シリーズ全体のテーマになっています。
エスカ&ロジーのアトリエとシャリーのアトリエ Plusに登場したロジーが本作にも登場しますが、
本作のロジーは鍛冶師であり黄昏シリーズのロジーとは別人の設定です。
エンディングは一種類のみです。
後に無料で配信された後日談エピソードではソフィーが次回作フィリスのアトリエの舞台へ旅立つまでのきっかけが描かれています。
音楽は安定のガストクオリティ。
本作にも挿入歌が流れるイベントがありますが、重要イベントで流れるため、過去シリーズの様な違和感はありません。
サブイベントでも流れるシーンはありますが、事前に歌う事がわかるイベントであり、イベント自体も短いので問題はありません。
黄昏シリーズでは下手だった挿入歌の使い方を上手くできています。
セーブ、ロード時間は早い。
難易度は初期設定のノーマルではそれなりといった所。メニューが開ける場所ならいつでも難易度は変更可能。
中盤になると強い敵が出てくるので、辛いと思ったらイージーに下げれば十分突破可能。
難易度を上げると質の良い素材が出やすくなるので、素材集めの時だけハードに上げるのも良い。
最終的に本編はノーマルでもそれほど難しくなくなります。クリア後のボスは本気で強化しないとイージーでも全く歯が立ちません。
本作は攻撃アイテムの威力があまり高くない傾向があり、雑魚戦は問題ありませんがボス戦では威力不足を感じます。
それでも通常攻撃よりは強いですが、余程難易度を高くしない限りあまり必要性を感じません。
そのため、ソフィーも杖で殴ったりスキルで攻撃する事の方が多い。(次回作以降は威力が大幅に底上げされています。)
アイテムレシピの習得方法は簡単なのもありますが、ぱっと見ただけでは全然わからない物も存在します。
シナリオ上必ず習得する必要のあるレシピは条件が優しいので完全に詰まる事はないはず。
レシピは思いつくだけで良く、アイテムを作る必要はないです。
難点は周回プレイが出来ない事。
装備の制作&強化には大量の素材とお金がかかるので、これまでの様に装備と所持金を引き継いで周回プレイできれば良かったのですが。
また、戦闘のサポートアクションが使いにくく、チェインリンクが溜まると自動で使用するため、任意のキャラクターで発動させるのが難しい。
システム面は地味になりましたが、アトリエシリーズらしいやり込みの多さと優しい世界は健在。
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