そらいろ Portable レビュー

プレイステーション・ポータブル(PSP) そらいろ Portableレビュー・感想のページです。
そらいろ Portable(通常版)
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発売日:2012年9月6日
対象年齢:C(15才以上対象)
コンテンツアイコン:セクシャル、恋愛
評価:☆☆☆(星3.5個)
レビュー掲載日:2015年9月18日

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K.Oブログ

ねこねこソフト活動再開後の第1作目「そらいろ」のPSP移植版。
舞台はラムネと同じ町であり、成長したラムネのキャラクターが数名登場します。
子供時代にヒロインのルートが決まるのはラムネやみずいろと同じですが、
本作では選ばれなかったヒロインもサブヒロインとして攻略可能というのが最大の違いです。
例えば子供時代につばめルートを選び、その後に愛衣ルートを選択した場合は
つばめ世界の愛衣ルートという事になります。
ヒロインは三人なので合計9ルートある事になります。
(つばめ世界には理沙美沙シナリオがあるので正確には10ルートですが。)

ストーリーはある夏の日、小学二年生の初芝健士は父親に連れられて海辺の田舎町を訪れる。
そこで従妹の「初芝愛衣」と出会い仲良くなる。やがて、親同士の再婚によって二人は兄妹になった。
その翌年、隣の家に同い年の女の子「友坂つばめ」が引っ越してくる。
彼女とはやがて幼馴染と呼べる関係になった。
さらに翌年、愛衣の友達である一つ年下の女の子「篠原花子」と出会う。
この三人とは気が付くと10年近くの付き合いになっていた。
そした今年もまた夏がやってくる。果たしてこの先、健士とこの三人はどんな関係になるのだろうか・・・?

内容は安定のねこねこソフトの雰囲気です。
ただ、つばめ世界のつばめシナリオは後半、厳しい現実を思い知らされる展開になるので辛いです。
内容自体は非常に良いですけどね。

PSP版は初回プレイではつばめ世界のつばめルートで固定になっており、
つばめルートをクリアして初めて、愛衣ルートと花子ルートへ分岐する選択肢が出現するようになっています。
つばめ世界のつばめシナリオは本作のシナリオの中で最も重要なシナリオなのでこういう仕様にしたのかもしれません。
私は最初につばめ世界のつばめルートに行くつもりだったので問題はありませんでしたが、
愛衣ルートと花子ルート目当ての人もいるだろうし、強制なのはやはり不親切かな・・・
あと、三つの世界で全てのヒロインが攻略できるとは言え、
基本的につばめ世界のつばめルート(+理沙美沙ルート)、愛衣世界の愛衣ルート、花子世界の花子ルートをやれば十分なので、
他のルートまでプレイするやる気がなくなる可能性も・・・

音楽は良い。
主題歌の「そらいろ」は本作の雰囲気に見事にマッチしています。

セーブ時間は早い。
ロード時間もインストールすれば早いです。

難易度はわかりやすい選択肢が多いのでそれほど難しくありません。
ただ、つばめ世界のつばめルートで発生する原付免許試験は経験者はともかく未経験者には厳しい。
私は未経験者なのでさっぱり分かりませんでした。

相変わらずのねこねこソフトの作品と言った感じの作品。ファンなら十分楽しめると思います。

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