スカーレット〜日常の境界線〜 レビュー

プレイステーション2(PS2) スカーレット〜日常の境界線〜レビュー・感想のページです。
スカーレット ~日常の境界線~(通常版)
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発売日:2008年10月30日
対象年齢:B(12才以上対象)
コンテンツアイコン:恋愛、セクシャル
評価:☆☆☆☆(星4.5個)
レビュー掲載日:2008年11月6日
(レビュー更新日:2011年7月2日)

ねこねこソフト最後の作品のPS2版。
(その後、活動を再開したので最後ではなくなりました。)

ストーリーは非日常に憧れる少年、大野明人は高校を休学し、日本全国を旅していたが、
自分が求めているような出来事は何一つ起こらず、旅の最終地点である沖縄に到着。
そこでしずかと名乗る少女と出会い、明人は非日常の出来事を一度だけ経験する事になる。
その後、高校に戻った明人はそこで偶然しずかと再開。
やがて、しずかの兄である九郎と出会った明人は本格的に非日常の世界へ足を踏み入れる事になる。
内容は非常に良い。作品のテーマは「日常と非日常」
エンディングは1種類のみ。ヒロインごとのエンディングはありません。

音楽は普通・・・いや、どちらかというと良い方。

セーブ時間は普通。ゲーム進行のロードは早く、セーブデータの読み込み時間は普通。

難易度は非常に低い。と言うか、難易度なんてものはないと言ってもいい。
一応、バッドエンド(と言うより途中で終わる)になる選択肢もありますが、
速攻でやり直せるので問題はないでしょう。
難点はおまけシナリオが少ない事。もっとありそうな気もするが。
あと、野望2008で「まことでございますな」のボイスがない事。けっこう気に入ってたんだけど。
そして、ドラマCDが面白くない事ですね。期待はしてませんでしたが、予想以上につまらなかった。
おまけにやや不満はありますが、本編の不満点は特にありません。

ねこねこソフト最後の作品にふさわしい作品だと思います。素晴らしいです。
なお、ドラマCDはおまけなので評価対象外にしています。

サナララおまけディスク
DXパックに付属されているディスク。通常版にはないので注意。
のぞみシナリオとねこねこソフト公式HPで配布されたシナリオとその他1つの計3つのシナリオを収録。

ストーリーは文句無しに良いです。セーブ、ロード時間はスカーレットと同じ。
スカーレット同様、難易度はないのと同じ。のぞみシナリオだけ勝手に野望2008が始まる事があります。

難点は、なぜかのぞみシナリオだけどんなに進めてても勝手に最初から始まってしまう事。
もう1つのシナリオはちゃんとチャプター選択が表示されるのに、なぜかのぞみシナリオはチャプター選択が出ない。
なので、のぞみシナリオは途中の部分だけ読みたい場合でも最初のチャプターを読まないといけません。
なんか、わかり辛いかもしれませんが、とにかくセーブはちゃんとしておきましょうと言う事です。
あと、サウンドモードがあれば良かったのに、なんでないんだ。

内容自体は非常に良いんですが、できればサナララ自体を移植して欲しかったと言うのが本音です。
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