スーパーロボット大戦T レビュー
プレイステーション4(PS4) スーパーロボット大戦Tレビュー・感想のページです。
公式サイト 発売日:2019年3月20日 対象年齢:C(15才以上対象) コンテンツアイコン:セクシャル 評価:☆☆☆(星3.5個) レビュー掲載日:2019年4月14日 【攻略サイトリンク】 攻略の缶詰 |
PS4で発売された単発スーパーロボット対戦シリーズの三作目。
基本的なシステムは前作スーパーロボット大戦Xと同じですが、
パイロット育成システムのスキルルートで廃止され、最初からほぼ全てのスキルが習得可能、
サブオーダーが出撃したパイロットも参加可能になるなど、より便利になっています。
新システムとして非戦闘キャラクターが使用できる「サポーターコマンド」が追加。
主人公は男主人公のサイゾウと女主人公のサギリの選択式。
選択しなかった方はサブ主人公として、本作のスペシャル参戦機体のゲシュペンストのパイロットとして参戦します。
ストーリーは様々な技術で外宇宙への進出を目指していた「黄金の時代」と呼ばれる時代にあった地球。
しかし過酷な現実によって外宇宙への進出は失敗し、人類同士の果てしない戦いによって黄金の時代は終わりを迎え、
今では荒廃と諦めが支配する「黄昏の時代」と呼ばれる時代になっていた。
この荒廃した地球を救うため、巨大複合企業VTXユニオンはプロジェクトTNDを開始。
プロジェクトTNDによって開発された試作機「ティラネード」を完成させるため、VTXユニオンは新たに特務三課を設立。
特務三課の主任に任命された主人公は特務三課のメンバー達と共に、ティラネード完成を目指す。
それは、人類史における転換期と語られることになる戦いの始まりでもあった。
内容はわが青春のアルカディア、魔法騎士レイアース(テレビアニメ版)、楽園追放、
マジンガーZ / INFINITY、ガン×ソード、ダンバイン系、トップをねらえ!のシナリオが中心。
一方でカウボーイビバップは元々、人間ドラマが中心であり、戦闘機同士がドンパチやる作品ではないので、シナリオ再現は殆どありません。
スパイク達は他の作品の登場人物達と頻繁に絡むので空気ではありません。
本作はナデシコのアキト、ガン×ソードのヴァンとレイと言った復讐に生きる者が多いですが、
仲間達は復讐を否定するのではなく、見守りながらも完全に道を踏み外さない様にサポートしていくのが特徴。
マジンガーZ / INFINITYが参戦した事によって甲児も20代後半になり、同じく20代後半の竜馬とアムロの二人と初めて当時参戦。
そのため、三人は10年来の友人になっており、その姿は中々印象深いです。
また、本作のオリジナルキャラクターは一企業のサラリーマンなので、サラリーマンの在り方が描かれるのが印象的。
音楽は良い。
楽園追放の曲は使用許可が下りなかったのか使用されておらず、本作オリジナルのBGMが使用されています。
セーブ、ロード時間は早いですが、イベントスキップ後の読み込み時間が遅くなっています。
でも、前作まではイベントスキップは一つ一つ飛ばしていましたが、本作では画面が暗転するので、実際はあまり変わってないかも。
難易度は低い方ですが、スパロボVやスパロボXと比べると高くなっています。
本作は後半になると敵の命中率がかなり高くなるので、リアル系には厳しい。
また、敵のエースボーナスがビギナーズモードでも解禁済みになるため、確認せずに戦うとまずい状況に陥る事も。
とは言え、対処方法はサポーターコマンドが追加された事によって増えたので、難易度はやはり低いです。
システム面がさらに良くなり、ここ数年の作品の中で一番プレイしやすくなっています。
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