スーパーロボット大戦Z レビュー

プレイステーション2(PS2) スーパーロボット大戦Zレビュー・感想のページです。
スーパーロボット大戦Z PlayStation 2 the Best
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公式サイト
発売日:2008年9月25日
対象年齢:B(12才以上対象)
コンテンツアイコン:セクシャル
評価:☆☆☆(星3.5個)
レビュー掲載日:2008年10月21日
(レビュー更新日:2011年3月23日)

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スーパーロボット大戦Z 攻略
スーパーロボット大戦Z 攻略Wiki

スーパーロボット大戦Zシリーズの1作目。
αシリーズの小隊システムを進化させたトライシステムを掲載。
戦闘シーンの製作に3年かけたらしく、戦闘シーンの完成度は非常に高い。

ストーリーの舞台はある出来事がきっかけで誕生した多元世界。
様々な作品の世界がまざっているので、非常に混沌とした世界になっています。
ゲーム内のポイントをどれだけ集めたかによってエンディングが変化します。
内容で一番印象に残るのはガンダムSEED DESTINYのシンの扱いが非常に良くなっている事でしょう。
ルートによっては自分の意思でザフトと決別し、敵に回ることなく最後まで味方部隊で戦う。(原作どおりのルートも存在。)
また、原作が惨劇で終わってしまったバルディオスも明日を救えるようになっています。
(あるステージでは原作通りの結末を迎えてしまうゲームオーバー演出あり。)
本作オリジナルの敵組織は見事なまでに変態が揃っており、まともな理由で戦っているのはツィーネ1人のみ。

音楽は曲自体は良いですが、音質が悪い曲もあり。
自分はあまり気になりませんでした。

セーブ、ロード時間は非常に早い。

難易度は普通程度ですが、SRポイントを取るとなると急激に上がります。
小隊システムなので敵の数も多く、敵の増援も多い。
近年、上昇を続けていたボスのHPはかなり減少。

難点はだいぶ改善されましたが、やはり小隊システムは好きになれない。
もうこれ以上は個人の好みの問題になってしまうのでどうしようもないかも。
次に中盤の仲間割れイベントがあまり納得のいく内容ではない事。
簡単に言えばUN(インターネットのような物)の情報に騙され、味方同士が戦闘になってしまうと言う内容。
元々、本作の味方部隊は出会って間もない部隊の集まりなので団結力が低い上に、
本作の世界ではネットが流通して間もないので仕方ないのかもしれませんが。
しかし、長い付き合いのはずのマジンガーチームとゲッターチームがあっさり騙されてしまうのは非情に情けない。
仲間割れイベントと言う発想自体は良いんですが、そこに至るまでの過程が悪かった。
また、ガンダムSEED DESTINYのシン(ザフト側)の扱いは良くなってますが、
逆にキラ側(アークエンジェルの面々)の扱いは悪い。
とにかく厄介者扱いされており、場面によっては各作品のキャラクター達が非情なほどまでに批判を行う。
確かに、原作での行動が褒められたものではないのに良すぎる扱いを受けていたので
批判されるのは当然ですが、仲間割れを起こした味方部隊も人の事は言えない気が・・・

一部、問題のある部分もありますが、それ以外はよくできており、面白いです。
なお、本作には声バグというバグがあり、一部の声がおかしくなってしまう不具合があります。
このバグはベスト版では改善されているらしいので、今購入するならベスト版が良いでしょう。
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