スターオーシャン5 -Integrity and Faithlessness- レビュー

プレイステーション4(PS4) スターオーシャン5 -Integrity and Faithlessness-(インテグリティ アンド フェイスレスネス)レビュー・感想のページです。
スターオーシャン5 -Integrity and Faithlessness- - PS4
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公式サイト(音量注意。)
発売日:2016年3月31日
対象年齢:C(15才以上対象)
コンテンツアイコン:暴力、セクシャル
評価:☆☆
レビュー掲載日:2018年2月21日

【攻略サイトリンク】
ゲーム攻略マン
スターオーシャン5攻略データベース
SO5/スターオーシャン5 最速攻略wiki
せいじゅ☆青珠の星々

スターオーシャンシリーズのナンバリングタイトル5作目。
時系列はスターオーシャン セカンドストーリースターオーシャン3の間です。特に話は繋がっていないのでプレイしていなくても問題ありません。
フィールドから戦闘への移行がシームレスになったり、戦闘をパーティメンバー7人全員で行うなど、システム面の進化が目立ちます。
良いか悪いかは別として・・・

ストーリーは惑星フェイクリードのスタール村で主人公フィデルは剣術の師範を務めながら暮らしていた。
だがある日、スタール村が盗賊集団エイタロンの襲撃を受けてしまう。
一時的にエイタロンの襲撃を防いだが、このままでは村が危ないと判断したフィデルは国に助けを求めるため、幼馴染のミキと旅立つ。
その最中、謎の巨大要塞(宇宙船)が落下し、フィデルとミキは宇宙船から出てきた記憶喪失の少女リリアの身柄を保護する。
国の軍人であるヴィクトル達の協力もあって、エイタロンを撃退したフィデルとミキは、リリアの両親の手がかりを探すために再び旅立つ。
そして、これがこの惑星を巻き込む程の騒動を起こす事になる。

内容は様々な惑星を旅した前作とは違い、一つの惑星を主な舞台としており、雰囲気は一作目に近いです。
ただ、やっている事はほぼ敵と味方のリリアの奪い合いであり、これまでのシリーズより明らかに規模が小さいです。
一作目ですら後半は別の惑星が舞台になりましたが本作は終始、惑星フェイクリードのみなのも規模の小ささに拍車をかけています。
内容自体は悪くありませんが、とにかく規模が小さい上に地味。
本作をプレイした後だとスターオーシャン3の後半の襲撃の事実や、スターオーシャン4の「全部!全部!全部だ!」がすばらしいイベントだと思えます。

サブイベントであるプライベートアクションやウェルチとの会話シーンにも問題があり、
プライベートアクションは何もオチのない会話が多い、
ウェルチとの会話シーンはウェルチだけが一方的に喋り、フィデル達は会話せずにリアクションを取るだけと不自然な状況。
クリア後に出現するダンジョン「試練の洞窟」でもボス戦で会話シーンが一切ないのも問題。過去シリーズではあったのに。

音楽は良い。過去のシリーズで聞いたことのある曲が結構ある気がしますが。

セーブ、ロード時間は普通程度。

難易度は一番低い難易度ならそれほど難しくありませんが、一部のボス戦が難しい。
特に行動不能のアンヌを守りながら戦う戦闘「アンヌ防衛戦」が難関。
敵はアンヌを集中攻撃してくる上にアンヌはあまり打たれ強くないので、高難易度にしているとあっさりやられてしまう可能性があります。

エンカウント方式はシンボルエンカウント。
回避難易度は場所にもよりますが、逃走は普通に出来るのでそれほどうっとおしくはないです。

難点は戦闘の技の演出が派手過ぎて、戦闘の状況がわかりにくい事。
初期の戦闘スキルでも結構、派手な技や呪印術が多くて見にくいのに、中盤以降になると演出で画面全体が見えなくなる物まで出てくる始末。
しかもそれを味方と敵が全員、繰り出し続けるのでもはや何が何だかわかりません。
スターオーシャンと言うより、トライエース作品の目玉である戦闘システムがこれでは・・・

移動も面倒で、基本的に徒歩での移動になる上に、舞台が一つの大陸のみなので余計に飽きてきます。
中盤に一時的にワープ機能が解禁されますがすぐに使用不能になり、正式に解禁されるのは終盤になってから。
しかしワープ機能でもいけない場所があったり、宇宙船を経由してからじゃないとワープできないという穴のあるワープ機能なのが困りもの。

ストーリーも微妙、戦闘システムも演出が派手過ぎて何をやっているのかわからないと、不満が多い作品です。

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