天外魔境2 MANJI MARU レビュー

ゲームキューブ(GC) 天外魔境2 MANJI MARUレビュー・感想のページです。

発売日:2003年9月25日
対象年齢:全年齢対象
評価:☆(星1.5個)
レビュー掲載日:2010年2月11日

1992年にPCエンジンで発売された天外魔境2 卍MARUのリメイク。
PS2版も数日後に発売されています。
PCエンジン版は壮大なスケールのストーリーと豪華な声優陣、
美麗なアニメーションで当時プレイした人達を魅了した大人気ゲームだったらしいですが・・・

ストーリーは白川村に住むガキ大将「戦国卍丸」は子分達と共に高山村の祭りを見に行くが、
そこで暗黒ランと呼ばれる巨大植物が出現し、村を破壊してしまう。
さらに根の一族の刺客「死神兄弟」が現れ、卍丸の母親と村人達をさらってしまう。
母親と村人達を救出した卍丸は母親から自分がかつて根の一族と戦った火の一族の末裔だと聞かされる。
卍丸は根の一族と戦う事を決意し、長い旅に出る。

内容は王道ストーリーと言った感じ。ただ、今のRPGみたいに町に訪れるたびにイベントが起こるわけではないので、
「敵のボスを倒して聖剣を取り戻し、暗黒ランを切る」を繰り返すだけの単調作業になってくるので、だんだんつまらなくなってくる。
一部のキャラクターは面白いですが。
レーティングが全年齢対象なので一部の過激なセリフやイベントは修正されています。(一部そのなごりが残っている。)
これがファンからは不評らしい。まあ、懸賞で偶然PS2版をあててしまった私としてはありがたいですけど。

音楽は宣伝文句にもある通り、かなり良い。

セーブ、ロード時間は短い。ロード時間はPS2より短いです。

難易度は最初は非常に簡単ですが、京都あたりから難易度が上がり始め、最終的には結構厳しくなります。

難点はエンカウント率が高めな事。先に進む度にダンジョンがどんどん広く、複雑になっていくのにこのエンカウント率は非常に困る。
一応、出現率を低くすることはできます。フィールドだけですけど。
次に戦闘のテンポが早送りしないと異様に遅い事。
しかし、早送りすると今度は戦闘の状況が把握しにくい。極端すぎ。
あと、武具の物価が高すぎ。後半の武具の値段はどう見てもぼったくり。

壮大なスケールのストーリーと豪華な声優陣、美麗なアニメーションで当時は大人気だったらしいですが、
今となっては壮大なストーリーと美麗なアニメーションを収録したゲームは山ほどあるので目新しさは感じられない。
システム面の悪い部分が目立つのもマイナス。声優陣は現在でも豪華と思える面々が揃ってますけどね。
PCエンジン版をリアルタイムでプレイしていれば少しは評価が変わっていたかもしれませんが・・・今となっては遅いか。
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