天外魔境 ZIRIA レビュー

ゲームアーカイブス 天外魔境 ZIRIAレビュー・感想のページです。
配信日:2010年10月20日
対象年齢:A(全年齢対象)
評価:☆☆(星2.5個)
レビュー掲載日:2019年10月20日

【攻略サイトリンク】
天外魔境大冒険

1989年6月30日にPCエンジンで発売されたゲームで和風RPG、天外魔境シリーズの一作目。
世界初のCD-ROMで発売された作品であり、その容量を生かしたアニメーション演出や声優さんによる音声、
メインテーマ三曲を大物作曲家の坂本龍一さんが手掛けるなど、発売当時では規定外の演出面を実現した作品。

ストーリーは遥か昔、平和で美しい国「ジパング」を支配しようと企むマサカドによってジパングは壊滅寸前まで追い込まれていたが、
火の一族達によって地底の奥深くに封じ込められ、ジパングは平和を取り戻した。
だがマカサドを復活させ、世界を我が物にしようと企む悪の組織「大門教」によって、シパングは再び危機を迎えていた。
火の一族の末裔であるジライア、ツナデ、オロチ丸は大門教の企みを阻止するため、大門教に立ち向かう。

内容は見事なまでに王道。
ただ、ジライアはオープニングでは喋るのに、本編が始まるとドラクエの主人公みたいに無口になってしまい、全然喋らなくなります。
ジライアは正義感の強いガキ大将タイプで、オープニングでは「マサカドなんてオイラ一人で十分だ!」なんて事を言っているのに、
いざ仲間と対面しても何も言わずに仲間に加えるのはさすがに違和感しかありません。

音楽は良い。

セーブ、ロード時間は早い。中断セーブ機能も搭載されています。

難易度はかなり高い。
単純に敵の攻撃力が高く、ジライアが戦闘不能になると全滅扱いとなり、所持金が半分になって近くの宿屋に戻されます。
ツナデとオロチ丸は戦闘不能になった時点では戦闘は続行されますが、戦闘に勝利しても結局、所持金が半分になり近くの宿屋行きに。
戦闘不能になると回復させる手段はないため、体力には常に気を遣う必要があります。

序盤が特に辛く、ジライアの攻撃三発でようやく敵一匹を倒せるというレベル。
この調子なので敵一匹だけでも辛いのに2〜3匹で出てくるとさらに厳しくなります。
ただし段(レベル)を上げると回避率や戦闘開示時に雑魚敵が恐れをなして逃げたりする確率が上がるので、段を念入りに上げれば何とかなります。
仲間が増えれば単純に手数が増えて有利になるので、仲間が揃うまでが鬼門と言えます。

エンカウント率は非常に高い。下げる手段はないので、終始苦しめられます。
逃走成功率はそれなり。確実に逃げられる逃水の術がありますが、消費する技の数値が多いので気軽には使えません。

難点は店で装備やアイテムの説明がないので、購入してからメニューの解説を見るまで効果がわからない事。
各地でジライアが教わる必殺剣は技を消費して発動するのではなく、たたかうを選択してランダムで発動する会心の一撃の様な物であり、
しかも新しい必殺剣を覚えると前の必殺剣は使用できなくなるという悲しい仕様。(自分が見ていないだけで使用できるのかもしれないが。)

演出面の高さでRPGゲームの歴史を変えた作品である事は間違いありません。
RPG好きなら今プレイしても良いですが、難易度の高さに耐えられる忍耐力が必要。

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