ロックマンX7 レビュー

プレイステーション2(PS2) ロックマンX7レビュー・感想のページです。
ロックマン X7
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発売日:2003年7月17日
対象年齢:全年齢対象
評価:☆☆
レビュー更新日:2010年5月3日

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Prism Fighter

ロックマンXシリーズの7作目。(携帯機の作品を入れれば9作目。)
3人目の主人公アクセルのデビュー作。
本作から2人1組で出撃するダブルヒーローシステムが掲載。
また、ステージの殆どが3Dになりました。

ストーリーは長い戦いの末、戦う事に疑問を感じるようになったエックスは第一線を退いてしまう。
エックスが抜けた影響でイレギュラーハンターは弱体化。
彼らの代わりに自衛集団レッドアラートが独自に活動を開始する。
ある日、ゼロは巨大イレギュラーに追われるレッドアラートのメンバーであるアクセルと出会う。
アクセルは様子がおかしくなった組織に嫌気が差し、脱走してきたのだ。
そんなアクセルを連れ戻すため、レッドアラートのリーダー「レッド」はハンター対決を挑んでくる。
戦いを否定するエックスを尻目にすでに戦いは避けられない状況になっていた・・・
ストーリー上、エックスが隠しキャラクター扱いになっており、
使用できるようになっても後ろ向きな発言が目立つ。
言ってる事は間違ってないが、逃避してるようにしか見えない。
戦いが長く続いたから嫌になる気持ちも分からないではないが、さすがに情けない。
敵に腰抜けだの甘ちゃんだの言われて当然だ。
今回からボス戦前の会話がフルボイスになり、X4以来久しぶりにムービーが復活。

音楽はボス戦の曲は覚えてますが、後は印象に残ってません。
セーブ時間は早い。
ついに、サブタンクに溜めたエネルギーもセーブできるようになりました。
・・・できれば、もっと早く保存できるようにして欲しかった。
ロード時間はPS1の作品の時より遅くなってます。

難易度は・・・操作性が悪くなっているせいで難しくなっている気がする。そのせいでステージでミスしやすい。
ボスは強いと言うか、相手するのが面倒なボスが多い。
慣れればそれほど強くはないんですが、その前に嫌になってやめてしまうかも・・・
今回、最終ステージが本来2つに分けているステージを1つにしているので長いです。
ボス3体(+8体)の相手を一度にするのも非常に辛い。
なぜ、いつものように2つに分けなかったのか。時間的にも辛いのに。

難点は、まず3D最大の問題である視点が悪い事。やたら暗いステージもあるので嫌になる。
次に、アクセルの性能が「チャージショットを使えないエックス」と殆ど同じな事。
幾つか専用の銃があるんだからそれを重視すればよかったのに。(X8ではそうなっている。)
テキストも字がつぶれて読みにくい上に、進む速度も遅い。
ボイスがなかったら、何言ってるのか分からないまま終わってたかもしれない。
そして、せっかく2人で出撃できるようになったのに片方がやられると終わりなのはいかがなものか。

非常に問題点が多い作品。
ただでさえこのシリーズはX5X6と良くない状態が続いていたのに、本作でトドメをさしてしまった・・・
アクセルの記念すべきデビュー作なのに、これはひどい。
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